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短編

ナナカマドの火がもえるころ

作者:秋月 忍
 サイは、森の絵の具屋さん。
 大きなナナカマドの木がサイの家です。
 うるさい蝉の季節が終わり、風が冷たくなってくると、とっても忙しい季節がやってきます。
 森のいろを塗り替えるためにたくさんの妖精たちがサイのところにやってくるのです。
 カエデには赤い絵の具。イチョウには金のいろ。ツタウルシ、シラカンバ……森の木々を絵描き妖精たちが塗り替えて、秋の山の博覧会でその腕を競うのです。
 サイの家では、いくつもの真っ赤なかまどに火を入れて、たくさんの絵の具を作ります。
 グラグラグラグラ
 ナナカマドの木はたくさんの火を灯し、森の絵の具を作ります。
 来る日も、来る日も、いくつものサイの家の赤いかまどが、燃え続けます。
 ナナカマドの木の葉が、かまどから飛び散る絵の具で染まってきたころ――
 森は、鮮やかな秋となるのです。
 そして。
 絵描き妖精たちの、すばらしい芸術の博覧会が開かれます。
 サイは、その日を楽しみにして、今日もかまどで絵の具を作るのです。
 グラグラグラグラ
 博覧会は、もう、すぐそこまで来ています。


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