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おじいちゃん逝く。そして転生

「おじいちゃん!おじいちゃん!」


医師の人は寿命と言っていた。


(わしも、気づけば90歳。孫に見守られながら逝けるなら本望じゃ。)


そんなことをおもいながらわしはそっと目を閉じた。


目を閉じた瞬間、目の前が明るくなった

明らかに病室のベッドではない感触

目を開けるとそこは病室ではなかった


木々が生い茂り麓に町があった

山の中腹あたりにいたのだ


「ここは天国かのう」


そう思い立ち上がろうとすると体がすっと軽く感じた。

病院にいた頃は看護師さんに持ってもらわないと立ち上がれなかったのに…


「やはりここは天国なんじゃろうか…」


だから体が軽いのかそう思い手を見るとあれだけしわくちゃだった手が10代後半の頃の若々しい手になっていた。


「なんなんじゃこの手は」


驚きながら自分の体を触って確認する

あれだけしわがあったはずなのに無くなっていた


「わし若くなっとる?」


手だけではなく足から頭まですべて10代後半の時の若々しい姿になっていたのだ


そうすると急に背中にぷるるんとゼリーのようなものがコこちらを押してくる感触があった

驚いて後ろを見るとこちらに体当たりしてくる青い物体がいた。プルプルしていて中には赤色のいしの石のようなものがゼリー状のものに守られるように埋まっていた


「確かこいつ孫がやっていたゲームに出てくるスライムって魔物じゃったような…」


そんなことを思ったのもつかの間突然スライムの一頭身の体が突然裂け口のようになった

その口をガバっと大きく開いた。中にはオオカミのような牙が生えていた。

口をぼーっと見ていると急にこちらに噛みついてきた


「なんじゃ!?」


反射的に避けた。

体が若くなっているせいかすんなり動いた


「魔物は赤色の核が弱点なんだよ!」


そう笑顔で言っていた。

孫と一緒に遊んだあの時のことを思い出すと涙が出そうになったがグッとこらえた


感傷に浸っている暇もなくスライムは不機嫌そうにしながら次の攻撃を仕掛けようとしてくる

このままでは食われる。そう思い後ずさりするとパキッという音がした

足元に目をやると踏まれて折れてしまった木の枝が落ちていた

折れた先がとがっていた


(少し心もとないがこれなら…)


そう思って拾い上げスライムに目を向けた

スライムはまた噛みついてきた


それを横にジャンプして避け、木を空中で蹴ってそのままの勢いで核めがけて木の枝を突き刺した

スライムの真っ赤な核を木の枝が貫いた

ここまで読んでくださってありがとうございます!!


今回初めての投稿になります!!

時々日本語がおかしくなることがありますが温かい目で見てくれればうれしいです笑


ということでこれから(元)おじいちゃんはどうなってしまうのか次の話も見てくれたら嬉しいです!!

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