コスプレはしたことがありません。
前回までのあらすじ
雄二とリーフが出会っちゃいました。
「〇ね。」
「肝心なところを言い忘れちゃっただけなのになんでそんなに怒るのよ。」
「俺はその肝心なところのせいで彼女と会えなくなったじゃないか!」
「あー、、」
「それに!家族とか心配するじゃん!後、何なんだよこの能力は!」
それは遡ること17分前・・・
「おい!異世界転生されるって聞いてないぞ!」
「え、ダメなの?」
「ダメに決まってんじゃねーか!ていうかこの変なの何?」
「あれ、洋ゴブリンよ。」
「洋ゴブリンってなんだよ。」
「あれよ。あとは、和ゴブリンもいるわよ。それより、速くしないとゴブリンが襲ってきちゃう。」
俺達は異世界の森にいた。
それとゴブリンがいた。
ファースト異世界住民がゴブリンってなんかいやだ。
「おい、なんかないの?なんか。」
とりあえずゴブリンを倒してから話しをしよう。
じゃないと襲ってくる。
「ええ、あるわよ。」
「なら、出してくれ、ゴブリン倒してやるから。」
「じゃあ、まずは、ばんざいして。」
「こうか。」
「そうそう。で、次に、右足をあげて、手首を下げる。」
「こういうことか。」
「で、その姿勢で武器召喚!と、叫んだらランダムで武器が出てくるはずだからそれでたたかって。」
「この構え、カッコ悪いけど、まあいいや。武器召喚!」
叫んだ瞬間、同時に二つの魔法陣が出てきた。
一つは白、もう一つが黒。
魔法陣が光りだし、周りの木々が揺らめきだす。
「おお。すげえ。」
「この白と黒の魔法陣、たぶんツインダガーね。」
ツインダガーか。
かっこいいな。
光は段々強さを増し、魔法陣の光が一点に集中し、上に上がっていく。
1メートルぐらい上がったところで、その光が止まり、段々人の形に、、、
あれ?
「おーい、ツインダガーじゃなかったのか?」
「ん?なんで人が召喚されるの?」
光が段々と消え、そこに現れたのは天使のコスプレをした俺と、悪魔のコスプレをした俺だった。
「「ん?ここはどこ?」」
天使と悪魔が同時に言った。
リーフさんは身長157センチです。