4Day
2Dayの最後のほう少し訂正しました
日曜日、ついに河合さんとデートする日が来た。
緊張しながらも僕は待ち合わせした中央公園に向かっている。
「・・・」
腕時計を見ると9時15分を指していた。これなら待ち合わせ時刻30分前には着きそうだ。
遅刻して河合さんを待たせるより僕が待っていた方が気が楽だしね。
そう思いながら歩いているとやがて中央公園が見えてきた、やはり日曜日だからか朝早くから親子連れが多く見られる。
中央公園に入りしばらく進んだところに噴水はある。
「あれ・・・?」
公園の中を歩きやがて噴水が見えてきだしたところで噴水の前に見覚えのある人が立っていた。
「河合さん・・・?」
そう、待ち合わせしていた当人の河合さんだった。
■
「・・・おはよう」
「・・・おはよう河合さん」
河合さんより早くつもりで早めに着くよう家を出たのに河合さんがもういるって河合さんいつからここにいたんだ?
「・・・どうしたの?」
「河合さん、待ち合わせ時間って10時だったよね?」
「うん・・・」
「河合さん何時からここにいたの?」
「えっ・・・と、9時から・・・か・・・な?」
僕よりも30分早く着いてた。
「・・・遅刻して、待ってもらうより、待つほうが気がらくだから、早く来た」
しかも、僕とおんなじ理由で早く着いてた。
「とにかく、お互い早く着いたんだしゆっくり、いろんな場所に行こう」
「・・・うん」
ともかく僕の初デートが始まった
■
午前中は中央公園で散歩しながらお互いのことを話し合うことになっている。僕たちはつきあっているけど以前までかかわりが少なかった。お互い知りたいことや知らないことがたくさんある。
最初はお互いぎこちなかったけどやがて自然に会話できるようになってきたころ、僕は一番気なっていた質問をした。
「河合さん、河合さんはなんで僕の告白を受けたの?」
女々しいやつだと思われてもかまわない、でも聞きたかった。どうして接点の無かった僕の告白を受けたのか。その答えを。
「・・・好きだったから?」
その答えは、至極単純な答えだった、好きな人から告白されたから受けた。ただそれだけだった。
当たり前の恋心が河合さんの答えだった。
「・・・」
「・・・私が、変なのは分かってる」
「・・・だから、みんな話さなくなったことも分かっている」
「・・・だけど、私は変わろうとしなかった」
「・・なのに、君はしゃべりかけてくれた」
「・好きです付き合ってくださいって、気持ちを伝えてくれた」
「凄くうれしかった」
だから━
「告白を受けた、お弁当も手伝ってもらいながら作った」
「少しでも一緒にいたかった、だから家を調べて家の前で待った」
「一緒にがんばりたかったから同じ部活に入った」
「一緒に同じ事を共有したかったからデートに行こうっていった」
「ただ、好きだから」
「・・・」
僕は河合さんの事を誤解していた、河合さんは変人だ行動も正確も考え方も変だと思ってた。付き合い始めても、いきなり弁当を作ってきたり、朝家の前で待っていたりして変なだと思っていた。
だけど今話を聞いて分かった、河合さんは変じゃなくてただ不器用なだけだと。
僕が始めて彼女ができて必死だったように河合さんもただ始めてのことに必死だっただけだと。
思えば、彼女の行動は付き合い始めてから急に積極的だった、初日にキスして、次の日から、弁当を作ってきたり。それはすべて僕のために不器用な彼女なりの付き合い方だったと始めて分かった。
だから僕も謝らないといけない。ここまで正直に河合さんが自分のことを話してくれたんだから、
「河合さん僕は君に、謝らないといけないことがあるんだ」
「・・・なに?」
なんか色々すみませんこんな風になるつもりは無かったんですが、次で最終回になると思います、良ければ最後まで読んでいってくれれば光栄です




