第8話
えっと、ユニークスキルっと…最初は説明見るか。俺はユニークスキルの説明をクリックする。
*ユニークスキル*
人々が産まれる時に神より授かるスキル。スキル効果は個々によって違う。通常は1つしか与えられないが稀に2つもって産まれる子供がいる。
まぁ、ユニークスキルって言ったらこんなんだよな…さて俺のユニークスキルはっと…
ユニークスキル3/3
・スキル強奪Lv1
・全属性魔法適正
・取得経験値2倍
・思考分割Lv1
・武器生成
・スキル取得率up
・鑑定眼
おぉ、流石はユニークスキルだな、強そうなのがいっぱいだ…。スキル強奪は絶対取得だな。
スキル強奪を取得します。2/3
Yes ← No
クリック!
思考分割ってあれか?同時に違うことが出来るとかいうやつか?まぁ説明見るか…
*思考分割*
同時に違うことが考えられる、例えるならばイルカの半球睡眠と似ている。
左右で別々の魔法使えるようになるとか使えるようになるのかなぁ…まぁ取得っと。
思考分割を取得します。1/3
Yes ← No
何度目かわからないクリック!
最後は武器生成か取得経験値2倍だな…取得経験値2倍は、解るけど…武器生成を詳しく見てみるか。
*武器生成*
自分の想像した武器をMPを消費し生成する。消費するMPは武器の規模により変わる。生成できる武器はその武器の構造を知らないと生成できない。
うぉぉ…凄いけど構造を知らないと作れないのか。まぁこれはとっておいた方がいいな。
武器生成を取得します。0/3
Yes ← No
クリック!!
これでユニークスキルは完璧だな、次は…装備か。装備をクリック!
装備、残りGP7000
・武器
・防具
・ポーション
・初心者セット ・下級・中級・上級
と出てきたので武器をクリックする。
・剣
・槍
・弓
シンプルだが解りやすくていいな。さっき剣術を取得したのを思い出し剣をクリックする。
・片手剣 ・鉄・ミスリル・オリハルコン
・両手剣 ・鉄・ミスリル・オリハルコン
・短剣 ・鉄・ミスリル・オリハルコン
と出てきたので片手剣のミスリルをタップする。
片手剣ミスリル製を買います。GP1500を消費
Yes ← No
クリック。
武器はこれでいいとして防具は慎重に選ばないとな。防具をクリックする
・革防具 ・コボルトの革・ケンタウロスの革・ドラゴンの革
・鉄防具
・ミスリル防具
ドラゴンの革って…まぁ俺はケンタウロスの革防具を買うんだけどね。
ケンタウロスの革防具を買います。GP1000を消費
Yes ← No
ポーションか…流石にもう死にたくないな。苦笑いしながらポーションをクリックする
・回復ポーション ・下級・中級・上級
・MPポーション ・下級・中級・上級
・状態異常回復ポーション ・下級・中級・上級
・エリクサー
って、「エリクサー!?」思わず叫んでしまう。後ろで見ていた美しい女性が少し引いているのが悲しいが、エリクサーの説明を見る。
※エリクサー※
伝説の秘薬と言われている、どんな怪我や病気でも一瞬で治すと言われている。ただし部位欠損を治すのは不可。
マジですか…これは欲しいな。まずはMPポーション中級と回復ポーション中級を買うが…。
回復ポーション中級×10を買います。GP500消費
Yes ← No
MPポーション中級×10を買います。GP500消費
Yes ← No
どっちともクリック!
そしてエリクサーをクリック、
エリクサーを買います。GP3000を消費
Yes ← No
エリクサー高くないですかね?まぁ伝説の秘薬だもんな。あー買っちゃえ!後は初心者セットってやつだよなぁ、セット内容ってやつ見るか。
初心者セット下級、セット内容
・大銀貨×5・銀貨×10・銅貨×50
・冒険者の服(フード付き)
・毒ナイフ×10
・削ぎとりナイフ下級
GP1500消費
これはお得だな、丁度1500だし。
初心者セット下級を買います。GP1500消費
Yes ← No
クリック!よし、後は見た目と性別と歳だな。
歳は変えないで17っと…性別も男のままで。
後は見た目だな。
・身長
・顔
・髪
結構細そうではあるが目を赤くして髪を銀髪にする以外特に変更点はない…いや、身長を176から180に変更した。
「だぁぁ終わったぁ!」
俺はそう言うと椅子から降りる。するとウリエル様が
「お疲れ様でした、とりあえず30分程お休みになってください」
と言う。ウリエル様優しいです、はい。
「はい、ウリエル様!」
「お、りくと君キャラメイキング終わったようだね!お疲れ様!あ、ウリちゃんこっちも転生の準備終わったよ、いつでも行けるからね!」
神様いたんですか…てかウリちゃんって。
「はぁ…もうそれで良いですよ、ではりくとさんお休みになったらそこにある魔法陣に入ってください。それであなたは2度目の人生が始まります。」
とウリエル様が言う。
△□△□
よし、そろそろ行くかな1時間程たってから俺はウリエル様と神様に言った。
「そうですか、りくとさん気をつけて下さいね、あなたに幸福が訪れる事を願います。」
「僕からも、りくと君、気を付けてね…あの恐竜見たいのはもういないから大丈夫だと思うけど。」
その言葉を聞いた瞬間に、俺は体が硬直する。俺が怯えているのがわかったのかウリエル様は、俺を自分の胸へと抱き寄せ言った。
「大丈夫ですよ、あなたはもう強くなったのです、今度はやつを狩る側になりましょう。私も応援していますよ。」
ウリエル様がそう言ってくれて俺は力がでた。正確には胸に抱き寄せられたからだが。ともかく、俺は決めた。そしてウリエル様と神様に言いう。
「はい!あんな恐竜ごとき、俺がぶっ倒してやります。まずはゴブリンを倒してきますが」
俺はそう言って、魔法陣に立って言う。
「じゃぁ、行ってきます。」俺がそう言うと神界から姿を消す。
さぁ…2度目の人生の始まりだ。