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一話 全ての始まり

いつも通りに私は目が覚めた。

そう、いつもと変わらぬ朝だ……

重たい体を起こせばいつもと同じような一日が始まる……と思っていた。

だけどそれは間違いだった……

窓の外から突然悲鳴が上がった。その後、呻き声のような物も上がり次々に人々の悲鳴が木霊する。

ここは紛争地域では無いはずだけど……と思った私は体をベッドから下ろし窓のカーテンを開ける……するとそこには血塗れの道路、蠢く死体?傷だらけで逃げ戸惑う人々の姿があった。まるで映画のバイオハザードの用だ。

私はそれをみるなり直ぐさま着替えを始めた。なるべく身軽な服装で動きやすい物を選んだ。そして自動拳銃のベレッタm92を取り出しホルスターに納める。マガジンは2本納めサバイバルナイフを太腿のケースに入れる。靴はブーツを選んだ。これで相手の適所を蹴れば一撃で相手を仕留められるからだ。

何故これほどまでに落ち着いていてこれほどの武器を持っているのか……それは私の仕事がスパイだからだ。このような状況には慣れてるし恐れることも無い。そして私はその家を後にする。


「まるで地獄絵図ね………」


そう呟き私は直ぐさまベレッタを取り出し構える。家を出た矢先にはすでに死が迫っていたからだ。

私はその死に向けて的確にヘッドショットを決めていく。脳漿が辺りに飛び散りながら頭をぶち抜かれた死は崩れるように倒れていく。運動能力はあまり高くは無いらしい。それを理解した私は後から迫るゾンビの腹に向けて鋭い蹴りを放つ、そうするとゾンビは体制を崩し首が前に出る、それを素早く掴みゾンビの首をねじ曲げる。そうするとゾンビは動かなくなる、これは常識だろう。私はそれに踵を返しながら歩き始める。

この死が蠢く町から出る。それが最初の目標になりそうだ…



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