魔法の歴史2
はい、その30年前の事件というのが、そう、「彗星の接近」ですね
皆さんのほとんどはまだ産まれていないと思うので実際に目の当たりした方は少ないですよね。ちなみに私は当時中学生でしたのでばっちり見ましたよー。とても綺麗でしたねぇ。いまでも鮮明に覚えています。
自慢話はさておき、この彗星は世界中ありとあらゆる所で見られました。これは「creation comet」、日本語で「創生の彗星」と呼ばれてます。
ちなみにこれ英語の名称で呼ぶことをおすすめします。日本語だとださいので。
この創生の…じゃなかった、クリエイションコメットは今から約95年前にも地球に接近したのですが、そのとき「地球が崩壊する」「空気がなくなる」といったようなデマが流れました。30年前に起こった接近でもこのようなデマが流れました。
まぁ正確にはデマだと思われていたことがデマではなかったということになるんですけれども。
この彗星の接近からしばらくして、科学者は世界のとある異変に気づきます。
一体どんな異変かと言いますと、色々あるのですが難しい話になってしまいますので今回は紹介の域にとどめようと思います。専門外だから詳しく話せないというのは、内緒ですよー。
まず異変に気付いたのは物理学者でした。簡単に言うと「エネルギー保存則の崩壊」です。
これはやばいですよね、物理なんてこれっぽっちもわかりませんがなんとなく分かります。
今まで当たり前のように信じてきたものが信じられなくなる感じですかね。
で、なぜこのようなことが起きたかと言いますと、それは単純、「未知のエネルギーが発生している」ってことなんですねぇ。これが「魔力」というやつです。
そしてこのエネルギーは彗星の接近によって地球に届いた小さい粒によってもたらされているということが分かりました。詳しくは量子力学を習ってください。
ここまで質問はありませんか?
(続く)