表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/13

第12話 「モテ期って3回来るってホント?」

日曜日の昼過ぎ、天気は晴天。こういうときこそ家でゴロゴロとのんびりとしたいもんだ。


しかし現実そう甘くなかった。


僕、十夜春希じゅうやはるきは、道路を歩いていた。1人だったらまだしも隣に歩いている人物がいた。


「なんか、デートみたいだねっ」


僕の妹、十夜秋希じゅうやあきがニコニコしながら歩いている。


「そうですか~」


適当に返答する。


「えっ?もしかしてデートだと思わない?」


「秋希と一緒に買い物行くのにデートなんて……正直言うと思わない」


「本当に……そう思っているの?」


とてもか細い声で秋希は言う。僕はこのままだと秋希が泣くと思い慌てて言い直す。


「ウソウソだって……デートだと思うよ」


本当はこれっぽっちも思ってないけどしょうがない。


すると秋希は笑顔になる。


「でしょっ?」


「うんうん思う思う、秋希とデートできるなんて幸せだな~生きていてよかった~」


ちょっと言い過ぎたかな?


しかし秋希は、


「いや~それほどでも~」


とすごい機嫌がよくなってる。


「そういや~、秋希って彼氏とかいないの?」


小学校6年生でそういうことを聞く僕はおかしいなあ~と一瞬おもうが、僕が小学校の時、少しだったが彼氏、彼女がいると聞いたことがある。


てか秋希は僕が言うのもなんだがすごくカワイイ。


しかも歳も1つしか変わらないから歩いている人たちは僕たちのことをカップルだと認識しているかもしれないが勘違いしないでほしい兄妹だ。


「いないよ、私に告白してくる人はいるけど」


まあ、そりゃそうだろうな。僕でも秋希は十分にカワイイと思っている。告白してくるにきまってる。


「でもいつも断っているの」


「なんでだ?好みの男子がいなかったのか?」


「ううん、だって私、昔から好きな人がいるもん」


「それって誰?」


一体誰なんだ?


興味本意で訊いてみる。


「目の前にいるよ」


「目の前?」


僕は前を見る。


だれもいないんだけど……?


「違うよ!私の目の前」


えっ?僕の目の前じゃないの?だから誰もいないのか……


秋希が見ている方は……僕?


僕は後ろを向く。


後ろも誰もいない……


「もうっ!お兄ちゃんだよ!」


「えっ?僕?」


「うん」


秋希はムスッとした顔で首を縦に振る。


「へっ……へぇ~そうなんだ~」


知らなかった……今まで……

皆さん久しぶりです。

忙しかったので更新できませんでした。

友達からの情報なんですが、モテ期って3回あると聞いたんですが本当でしょうか?

それが本当なら俺はまだ3回あるんだね。

まだ人生これからですね。

感想&アドバイスお待ちしています。

では次話で

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ