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第10話 「趣味ってやっぱ必要だよね?」

そして再びドアが開く。


がちゃ――――


「……ただいま」


僕のもう一人の妹、冬希ふゆきはそう言うと、僕と夏希と秋希が玄関にいることに驚く。


「……何してんの?」


まぁ普通はそう言うだろうな。


「ちょっと……トラブルがあって」


夏希と秋希の代わりに僕が言う。


「……そう」


と言うと冬希は靴を脱ぎ僕の前で立ち止まり一言。


「……邪魔」


「あ、ごめん」


と僕は横に1歩歩く。


そして冬希はそのまま二階に上がっていった。


「相変わらず冬希は冷静だな、本当に小学生?」


「はぁ?当たり前じゃん!」


「だけど少し変わっているよね?」


普通の小学生だと、活発で元気があるイメージがある(実際秋希がそうだ)けど冬希は違う。いつも冷静……いや物静かなのだ。


そして冬希になにか言われたら(主に僕)絶対に従う。じゃないといろいろ怖いのだ。冬希は少しサディスト(Sともいう)なので従わないと急に殴ったり蹴ったりしてくるのだ。夏希もそうだけど……。


「まぁ、変わっているのは分かっているけど」


ホント、冬希が、まだ小学校三年生だと思うと驚く。しかも勉強がすごいできて小学校レベルの問題なら簡単に解いてしまうのだ。


「じゃ、あたしも部屋に戻るから」


そう夏希は言うと、階段を上り二階へ向かった。


言い忘れてたけど僕ら四人は二階に部屋があるのだ。


「さて……と、じゃあ僕も――――」


すると不意に秋希が僕の左腕を両手で掴んだ。


し……しまった……油断していた……


「お兄ちゃん、一緒にアニメ観よ~?」


僕はすぐさま即答する。」


「断る」


「え~~?いいじゃ~ん」


「断る」


秋希と付き合っていると僕はアニメオタクになってしまう(もうなりかけだけど)


「じゃあ1話だけ」


何話見せようとしてたんだ?


「秋希の解説なしと僕の好きなアニメという条件付きならいいよ」


まぁまだ昼だし少しだけ付き合ってやるかな。


「ホントっ!」


秋希の目が輝いている。僕が言うのもなんだが僕の妹はなぜか全員、カワイイ。たまにドキッとすることがある。たまにな。


「じゃっ早く行こ~」


と秋希は僕の左腕を両手で引いて秋希の部屋へと向かう。


…………ってか昼飯は……?

読んでいただきありがとうございます。

そしてあけましておめでとうございます。

なんか1年って早いですね。

1月……自分は高校の推薦入試があります。

もう入試なので少し緊張しています。

面接の練習をやって気づいたんですが趣味って必要なんですね?

趣味のことを聞かれると先生に言われたので考えました。

……意外にないんですね

ゲームとかじゃダメですかねw?

では次話で

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