序章 「青春ってなんで青い春なんだろう?」
山、緑に囲まれ都会とはいいがたい場所。海洲村。
名前の通りここ海洲村は海があり自然がありとてもいい村である。
マイナスイオン・海の波音・森・そして広大な土地などなどとても自然に囲まれた村だ。
そして海洲村に住んでいる中学生。
十夜春希。
小学生を卒業し、中学生に今日からなる少年がいる。
春希は勉強ができない、運動ができないその上不器用ときた。
だから春希は皿を洗うと手を滑らせいつも皿を割る。掃除もやると掃除をやった前の方がキレイなのだ。一時春希は学校に行ってもあまり意味がないと思った。
授業もさっぱり分からない、運動もできないし・・・
体育の時、チーム戦でサッカーをしたことがある。けれど僕の失敗で勝っていたのに逆転されてしまい結局負けてしまった。
僕のせいでみんな足手まといになってしまう。なら僕なんていらないんじゃないか?と思った。しかしみんなは僕のことを逆の思っていた。
むしろみんなが僕に好かれていた。男子からは「面白いヤツだな」と言われ女子からは「癒される」だのなぜか知らないけど好印象を与えていた。
こんな何もできない僕なのに……なんで責めないの?と聞いたことがあるすると……
「責めるわけないじゃん、不器用でも運動できなくてもそれがおまえの才能じゃん、ある意味」
と言われたことがある。
才能……そう思ったことは今まで一度もなかった。
しかしそれを才能とは言い難い気がする。
才能っていうのは、運動や勉強が優れている、絵がすごいうまい、そういうのを才能というのではないのか?
僕みたいな不器用を才能と言えるのだろうか?
しかしみんなはそれを才能と思っている。
普通の人ができないことを才能と言う。
しかし僕は違う。
どうも、初めまして十之内遊人です。
初めて小説を書くので少し・・・すごく下手かもしれませんががんばって挫折しないように書いていきたいのでこれからよろしくお願いします。
アドバイス・感想等ございましたらお気軽に書いてください。
ではまた次話で・・・