第17話 最終回 美都里編
美都里が光輝のところにやってきた。
そして「光輝君好きです」と言ってチョコを差し出す。
「ありがとう。美都里、僕も美都里が大好きだよ」
美都里はフリーズした。
「美都里?」
「ごめんなさい。今なんて言いました?」
「美都里、好きだよ」
美都里は涙を流した。
嬉しい。
私とっても嬉しい。
美都里は涙が止まらない。
こんな顔見られたくないのに。
その間、光輝はずっと待っていた。
ようやく落ち着くと
「ごめんね泣いちゃって。私、嬉しくて」
「いやいいんだ。僕もすごく嬉しいよ」
「私光輝君のこと大好きだけど、自分に自信なくて。
だから好きだって言ってもらえて涙が」
「美都里はかわいいよ。もっと自分に自信持って」
「ありがとう。でもまだ信じられないな」
光輝は美都里に今までの印象を語った。
「最初は小さい大人しい子だなと思ってた。
でも芯がしっかりとして、真面目なところが
自分と合うと。
去年の夏に美都里の部屋に行った時のドキドキは
忘れられない。
去年のクリスマスに美都里にネックレスを付ける時
実は緊張で手が震えていたんだ。」
美都里は光輝の話をジッと聞いている。
「私は今が1番ドキドキしてる。
さっきからずっとドキドキが止まらない。
お願いがあるの。光輝君、抱きしめてドキドキを止めて」
光輝は美都里に抱き着いた。
しかし美都里はもっとドキドキしてしまったのだ。
(夢みたい!)




