第15話 最後の決断
年が明けたある日の喫茶研の部室、
4人は勉強をしていた。
光輝が「ちょっと職員室に行ってくる」
と言って席を離れると、友美が風華と美都里に声をかけた。
「今度3人で話がしたい」
美都里は意図を察して「わかりました」
風華は意図を理解せず「いいよ~」とお気楽な返事
「ありがとう」と友美
「もしよかったら私の家でどうですか?」と美都里
「いいの?では美都里の家で」と友美
「おっけー。美都里の家ね」と風華
後日美都里の家に風華と友美がやってきた。
美都里は「いらっしゃい。私の部屋でいい?」
風華と友美は頷き、部屋へと向かった。
美都里がお茶とお菓子を用意する。
そして美都里の畳の部屋で話し合いが始まった。
「2人とも今日はありがとう。さっそく本題だけど
2人ともバレンタインにチョコを渡すんでしょ?」
と友美が2人の顔をみながら聞く
「そうだよ~」「はい」と風華と友美
「そこで私が光輝にお願いをする。
3人の中から1人を選ぶか、もしくは3人を振って欲しい」
と友美が真剣な声で言う。
美都里は友美を見て「わかりました」
風華はようやく意図を理解し「わかった」
「ありがとう」と友美が言った。
そして
「このままいって3年生になると、新入生のいない
喫茶研究会は解散になる。
そして私達の誰も光輝と付き合えないまま、
高校生活が終わる。だったら振られてもいいから、
光輝に決めてもらいたいの」と友美
「私も提案しようと思ってたんだ」と美都里
風華はようやく頭が追いつき、頷いて覚悟を決めた。
「なんだかんだで楽しかったなあ。喫茶研」と友美
「はい。楽しい2年間でした」と美都里
「そうだね。私にとって良い思い出になるよ」と風華
「私は茶染めにお茶摘みと去年のクリスマス。
が印象的ですね」と美都里
「私は陶芸に鴛鴦茶作りに温泉旅行かな」と風華
「私は2つの文化祭に花見に去年の夏休みの水やり」
と友美も懐かしがりながら話す
「夏休みの水やりってなんですか?」と美都里
友美が珍しく慌てて「いやただの水やり」
「怪しいでねえ」と風華
「もう。わかった。隠してることあったら、
この際みんな喋っちゃいましょ」と友美
そして3人は自分だけの光輝との思い出を話して
いったのである。
「そういえば光輝の写真って誰か持ってる?」と友美
「単独の?そういやないなあ」と風華
「私も…ないです…」と美都里
「美都里怪しい」と風華
「あるなら観念して出しなさい」と友美
美都里は仕方なく、温泉で撮った光輝の寝顔を。
「「ああー頂戴!!!」と風華と友美
美都里は諦めて画像を2人に。
「せっかく私だけの宝物だったのに…」と美都里
「ねえ握手しよ」と風華
「握手?」と友美
「同じ人を好きになった3人で」と風華
「はい握手しましょ」と美都里
3人が握手を交わして別れたのである。
後日、友美が代表して光輝に話をした。
バレンタイン後に3人のうち誰かを選ぶか
もしくは全員振って欲しいと。
光輝も覚悟を決め頷いた。
バレンタイン当日3人は光輝にチョコを渡した。
光輝が選んだのは…
次は最終回になります
まず21日に3つ投稿します
風華END・美都里END・友美END
お好きな最終回をお選び下さい
そして22日にifストーリーを投稿します
告白がなかった場合の話で卒業旅行です
がんばって書きました(9500文字)




