第14話 クリスマス再び
文化祭の後は受験勉強となった。
家でもよかったのだが、みんな部室で勉強をすることに。
わからないところとかを
誰かに聞くことが出来るのがメリットだ。
聞いたり、教えたり。
風華だけはわからないところを聞く専門だが。
勉強の合間に光輝が急須をだした。
美都里が「光輝君日本茶に目覚めたの?」と聞く
「これはコーヒー急須と言ってコーヒー用のだよ」
「そうなんだ…」ちょっとがっかりな美都里
「フレンチプレスみたいにコーヒーオイルも抽出されるし
水出しコーヒーも作れる優れもの」と光輝
「わたしも一休みしてお茶にします」と美都里
そのやりとりを聞いてた風華と友美も休憩に。
「最近勉強ばっかりじゃない。
たまには息抜きしない」と友美がみんなをみて言う
「賛成賛成」と風華
「私は構いませんが」と美都里
「息抜きってなにするの?」と光輝
「もう少しでクリスマスじゃない」と友美
「また私の家でやろう」と風華
「いいのか風華」と光輝
「うん。大丈夫だよ」と風華
「じゃあ飲食買ってプレゼント交換だね」と友美
「楽しみです」と美都里
こうしてクリスマスイブの日に去年に続き
風華の家に集まることになった。
光輝達が風華の家にやってきた。
風華から「飲みものと食べ物は用意するから」
と言われていたので、
3人は交換用のプレゼントだけを持って来た。
家に入ると風華が「飲みものだすね」と言って奥に。
そして光輝にはゲイシャコーヒー。
美都里には金粉入り梅香煎茶。
友美にはアイブライトに苺のドライフルーツが
入ったハーブティーが出された。
「風華、これどうしたんだ?」と光輝
「えへへ。いつもの勉強のお礼」と風華
ゲイシャは高級コーヒーだし、
金粉入り梅香煎茶もアイブライト&苺も
珍しい飲みものである。
「遠慮しないでどうぞ。
私もシッキムっていう珍しい紅茶飲むから」と風華
3人はお礼を言って飲み始めた。
ケーキスタンドも用意され、お菓子が置かれている。
「風華どうしたの?」と友美
「うん?お菓子あった方がいいでしょ」と風華
そしてグラタンやスパゲティにケーキも用意された。
「風華ちゃんどうしたの?」と美都里
「用意しておくっていったじゃん」と風華
みんな風華がこんなに気が利くとは思わなかった。
その後は雑談したりゲームをしたり。
普段勉強漬けだったので、
みんないい気晴らしになったようだ。
そしてプレゼント交換。
みんな自分のじゃないか確認してから
順番に開けていった。
最初に開けたのは美都里。
中身は友美からのフットマッサージャー。
美都里は最初よくわかってなくて、
友美の説明を聞いていた。
友美は「はぁ。美都里は女子力が…」
「うぅ…がんばります」と美都里
次は友美が開けると美都里からの
羊柄のアイピロー
友美はかわいいかわいいと大はしゃぎ。
美都里と友美はお互いのを交換したことになる。
となると…
美都里と友美は風華を見た。
風華はまだ気づいていない。
次は風華が開けた。
光輝からブレスレットだった。
風華は最初分からず、遅れて気づいて喜んだ。
「やったぁ!」
風華は満面の笑みで「ありがとう!」と言った
これには光輝も笑顔で答えた。
最後は風華から光輝にということに。
光輝が開けると1枚の紙が。
【なんでも1つ言うことを聞く券】
「光輝ごめん。飲食でお金使っちゃったから。
予算なくなっちゃった。
だからなんでも1つお願い聞くよ」
友美は「光輝、エロいのはダメだからね」
「そうです。絶対ダメですからね」と美都里
「いや、そんなつもりは」と光輝
「え~私じゃそういうのダメなの?」と風華
「いや、そうじゃないけど、その」
とタジタジの光輝
「光輝なんでも本当にいいよ。覚悟はある」と風華
「光輝。わかってるわよね」と友美
「光輝君。信じてますから」と美都里
「わかった。風華。
今度コーヒーイベントへ付き合ってくれ」
「うん。わかった。付いて行くよ」と風華
「ちょっとそれずるい。私もそれ行く」と友美
「私も行きます」と美都里
「だってこれコーヒーイベントだよ。
紅茶も日本茶もハーブティーもないんだよ」と光輝
「関係ない。行くなら全員ね」と友美
「2人だけで行くのは絶対ダメです」と美都里
風華は光輝と2人だとデートだと分かって顔が赤くなった。
光輝からもらったブレスレットを見ながら、
超嬉しい!と思ったのだ。




