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アヴェンジ・リボルブ  作者: ネラグ
一章:燃えるは炎か心か金属か
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11月8日:夜更けの考察

「程々に厚いってのが勘弁して欲しいぜ」

「ボヤ騒ぎも含まれてるからってのもあるとは思うが……まぁ薄くあっては欲しかったな」

「んじゃ見るか……」


トークルが封筒を開く

40枚ほどの紙が束になって入っていた

1枚目は発生件数と被害者数について

一部屋が焦げ付く程度までの被害が24家屋

一部屋が全焼以上の被害が12家屋


「……アイロネで聞いた時より被害件数が多いな」

「おそらく一瞬黒煙が上がった程度の本来ならボヤ騒ぎに含むか怪しいものも含んでるんだろ」

「被害者数は……重傷者9名……死亡者15名、行方不明者24名……」

「死亡者よりも行方不明者の方が多いのか?」

「ああ、身元不明の遺体含めても数が合わんことが多いらしい」

「火力はかなり高そうとはいえ……そんなに出るか?」


少し引っかかるが2枚目を見る、7枚目まで続く被害家屋の位置関係の調査結果だ


「俺たちがまだ調査してない西地区と北地区に集中してないかこれ」

「ああ、ダリくんのパン屋は東地区の一例目らしい」

「なら他の所の一例目は?」

「北地区はここ、西地区はここだな。日付は離れてる」

「んー……」


トークルの話を聞きながら北地区を更に北に進む方へ見ていく……ん?何か頭にかすったような……街の外……


「ん!?」

「どうしたダンテ?」

「……なぁトークル、ここら辺の被害家屋の場所を見てくれ」

「ん?」


俺は北地区の資料を指指す


「これは……1件目だな」

「ああ、10月15日の初回だな。んで次が……」


2件目、3件目と少しずつ指さして行く

少しブレはあるもののの15件目までは北地区の更に北、街の外へ向かっていき……端で発生したところで途切れる


「んで……次の16件目でいきなり西地区の端だ」

「確かに方向性というか何か基準はありそうだが……」

「15件目と16件目の日付を教えてもらえるか?」

「ん?……これだな、10月25日と……29日だ」

「そうか……なら……」


北地区の外、更に北に向かった場所にあるのは()()()()()()()()()()()()()()で……


()()()()()()()()()()()?」

「!」


トークルも気づいたらしい。火事が起きなかった26〜28日は未確定だ、だがクルスが保護された日が一致するなら……!


「……29日だ!」


ピースがハマった!


「なら犯人は26日〜28日はクルスの里に居た!」

「クルスの方と繋がりやがるか……なら一度はその場所に向かうべきか?」

「いや、流石に魔法の残りやら匂い含め全部消えてるはずだ。アンモニア出す()()とかならまぁ分からんでもないが……錆びた、もしくは焦げただったか?」

「……なら明日お前の異能と比べてもらうか?お前の炎魔法と『鉄』なら判断には十分だろ。なんなら今から用意したらちょっとした金属類……銀とか銅なら用意できるんじゃねぇか?」

「そうだな……そうするか」

「頼んだぞ?……そろそろ結構な時間だな、んじゃ続きをざっと見て今日は終わるか」

「ん、了解」


残りの7〜のページは各事件の被害状況、被害に合われた方々の情報だった

てわけして少しずつ読み込んでいくが、さっきほどのヒラメキは降りてこず時間が少しずつ過ぎていく


「……共通点は……そこまで見えないか?俺の頭が回ってないだけかもしれんが」

「……ダメだ、俺も頭が回らん。これは明日の時にするか」

「そうだな……ふぁぁあ……すまん、俺は限界っぽい」


確認していた情報を封筒に戻しトークルへ渡す


「んじゃまぁ明日……だな、クルスの方は頼んだ」

「そっちの方も頼んだぞ?」

「任せとけって」

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