表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アヴェンジ・リボルブ  作者: ネラグ
一章:燃えるは炎か心か金属か
27/38

11月8日:昨日の今日で

「なんかあったのか?」

「いや、ちょっとぼーっとしててな……」

「ほんと大丈夫かお前……?まぁいいか。すみませんテイカーさん、先程伝えた2人です」


そうトークルは職員と思われる妙齢の女性へ伝える


「ようこそ、ラメル公立図書館へ。私はこの図書館の館長を務めております、ボニー・テイカーと申します」

「はじめまして、ダンテ・クストです。本日はよろしくお願いいたします」

「えっと……クルス・ディクロア、です。よろしくお願いします。」

「ありがとうございます。では応接室へ案内しますね」


テイカーさんに応接室へ案内される

その道中で少し見渡してみたが、来館者はそれなりにいるようだ

2階に上がって少し進んだ所の扉が応接室の様だ


「ここが応接室になります。少し準備するものがございますので、中で座ってお待ちください」


そういうとテイカーさんは応接室から離れて行った


「このソファーふかふかで座り心地もいいわね……」


クルスはソファで横になり始めた、ちょうどいいのでトークルを応接室の前に呼ぶ


「どうしたダンテ?」

「いや、ちょっと聞きたいことがある。お前なんかクルスに変なこと言ったか?」

「あ?なんだよ急に」


図書館の前でクルスが言っていたことを話す


「……?いやすまん、本当に分からん。あの子にゃあの件(火事)の調査のことをぼかして言った程度だぞ?」

「いつ?」

「お前がちょっと遅れたタイミングでだ。俺たちが別のとこから来たって言ったんだがその時になんで来たのか聞かれてな」

「ならなんで……」

「あ、クストさん!」

「ん?」


突然名前を呼ばれた方を見る、そこに居たのはつい昨日話を聞いたトジだった


「トジか?」

「昨日ぶりっす、隣の方は……」

「ああ、君がダンテが話してたトジくんか。俺はトークル・リヒデン中佐だ、よろしくな」

「よろしくっす」

「それで、トジはどうしてここに?」

「昨日ダリ(被害者)が図書館に通い出したって話したじゃないっすか、それで今日集まったガキ共に話を聞いたら他にも図書館に通いだした奴が何人か居たらしくて」

「それは……変なことなのか?」


トークルが聞く、確かに図書館に通い出すだけなら普通のことではある。ダリくん以外の子達は特に関係無さそうな気もするが……


「ダリだけならまぁなんか変化があったんだろうぐらいなんすけどね……そもそもまともに字も読めないやつまで混じってたんで」

「ふむ……そいつは確かに変だな」

「それでとりあえず確認ついでにここに来たんすよ、ウチに来てたガキ共の顔は全員覚えてるんで見れば分かりますし」

「なるほど……なら後でどうだったか教えてくれ、こっちもダリくんが借りてた本について調べておく」

「了解っす」


トジが急ぎ足で離れていく、子供達のことが心配らしい


「とりあえずまぁ、さっきのことは頭に止めて置くだけにするか?」

「……そうだな、なにかあったならまた聞いてくれるだろうし」


応接室の中に戻る

するとクルスは寝息を立てて寝ていた


「すぅ……すぅ……」

「……ふっ、ハッハッハ!緊張してただけかねぇこりゃあ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ