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アヴェンジ・リボルブ  作者: ネラグ
一章:燃えるは炎か心か金属か
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11月7日:捜査継続・目撃者

ドンドン


「おーいトジ(水魔法高い)、いるかぁ!」


ダンテは手伝ってもらっていた現地(ラメル)の情報通……ゴマノさんに案内してもらい、消火活動に参加した10人のうち最後の人の家に来ていた

なんというか……大都市にあるとは思えないほどに古びた長屋だ


ガチャッ


「んだよゴマノのおっさん……オレァまーた借金取りでも来たのかと思ったぜ」

「あん時以外顔見せんと思っとったがそれが理由かい……まぁいい、お前に先日の火事の件で聞きてぇ事があるって軍人さんがきてらっしゃる」


中から出てきたのはトジと呼ばれた……少しガラの悪い()()の大男だった

前情報通りの隻眼なのか右目に眼帯をしている


「あん?軍の人間がオレになんの用だよ……ゴマノのおっさんからある程度は聞いてんだろうにまだなんかあんのか?」


トジと呼ばれた魔法使いは左の()()()でこちらを睨む


「初めまして、ヴァスク小隊所属のダンテ・クスト中佐だ。今回の火事の件を調査しているんだが、何か知ってることか覚えていることがあれば教えて欲しい」


少し驚くような顔をし、怪訝な表情で彼は聞き返す


「中佐だぁ?なんでそんなヤツがこんな程度(ただの火事)の事に動いてんだよ」

「戦争の後処理等の諸々で人手不足でね、あと最近ラメルじゃボヤ騒ぎが多いらしいってことで事件性があると上が判断したんだ」

「あ?」


自分が遭遇した火事以外のことを知らなかったのか、彼は目を見開く


「……おいゴマノのおっさん、今のほんとか?」

「……東地区(今回の事件現場)では今回の火事が始めてだが、西地区と北地区で煙が上がる程度も含めると20件は起きとるよ」

「チッ、最近ガキ共の集まりが悪いと思ったらそれが理由かよ」


トジは少し頭を掻きむしり、納得したのかこちらを向き


「わーった、協力する……っても今聞いた通りオレはあの件(パン屋の火事)以外なんも知らんぞ」

「少しの情報でも十分だ」

「……その前にとりあえず中入れ、喋ってる最中に借金取りが来たら面倒でしかねぇ」


そう言われ、俺はゴマノさんと共に長屋の中へ入っていった

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