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管鮑之交

初めて外に出た日から俺たちは1度も外には出ていない



海斗の怪我が治るまでの間、俺達は課題を出された



「おいお前ら、仲良くなれ。俺が認めるまでは外には出さねーからな」


それだけ言って、帰った隊長



仲良くなれなんて、そんなの必要なのか?



仲良くなれと言われ、もう一週間



それなりに、仲良くしてるはずだが隊長は聞く耳を持たない



「何がダメなんだろーな」



「何で、僕の部屋に集まってるんだ」



「仲良くなるために決まってんだろ」


ため息をつく海斗の肩に手を回す朝陽



「お腹空いた」


とお腹に手を当てる色葉



時計を見ると針が12時を指している



「仲良くなる為にも、みんなで食べに行くか」



「は?」


海斗は驚いた声を出す



「いくいくー」


色葉は待ちきれないように、部屋のドアをあける



「俺、肉食べてー」


朝陽も立ち上がる



「え?ちょっと待てよ」



「お兄ちゃんは私が連れてく」


車椅子を取り出す



「僕行くなんて言ってな」



「ほら、行くぞ」


俺の言葉に諦めたように肩を落とす


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