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悪魔の契約者  作者: 阿久津庵司
第1章 さらば、日常よ!
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第7話 状況整理!...できるかなぁ

(ほく)は学校に行くことを諦めて、これからの過ごし方について考えることにした。といっても、恨めしそうにアーラズイールを見ながらではあったが。


「僕はこれからどうすればいいの?」


『取り敢えずぅ、もっと強くなる必要がありますねぇ。最低限百鬼(なきり)家が最も恐れられていたころの強さは欲しいですけどぉ、大丈夫ですかぁ?』


早速投げ出したくなるようなことを言われた。どのくらい強いのか具体的なことこそわからないものの、超能力を使ってる人たちが複数人でやっと戦えるぐらいの強さとか何年かけたら出来るのか想像できず、嫌になる。が、今更投げることもできず


「そんなの無理に決まってるだろ!せめてもう少し出来そうなことを言って欲しいんだけど、無理だよね。...そういえば、最初に声を掛けてきたとき僕の体に入れるとか言ってたけどマジ?」


『そんなのはったりに決まってるじゃないですかぁ。てかぁ、あなたの体に入れたとしてもこちらから願い下げですねぇ。二つ名とはいえ神と呼ばれ恐れられていた家系の人間とか何があるか分かったものじゃないですからねぇ。』


自分の体が乗っ取られることがないということがわかりホッとする北。但し、だからと言って事態が好転したわけでもなくそもそも何も進んでいないだけでなく現在の状況すら把握しきれていないのだから忙しいことこの上ない。


「そういえば契約できるまで言えないとか言ってたアーラズイールたちが住む場所って結局どこなの?」


『行ってみますぅ?喋ることが厳禁なのでばれたら即刻殺されちゃうんですよねぇ。それは嫌なのでぇ、実際来てもらったほうが早いのですがどうしますかぁ?』


「そしたらまた後で。」


本格的に学校に行けなくなりそうになってきたことを直感で感じた北は面倒事については考えるのをやめることにした。問題の先送りでしかないのだが。


「今できることは特訓ぐらいか...アーラズイール、特訓てどこでやるの?」


『それは僕らが住む世界に決まってるじゃないですかぁ。じゃないとぉ、世界が破壊されるかもしれませんからねぇ。』


(ほく)は思った。この先待っている試練があっさり死んでしまう可能性があるものではないかと。


「...おい。試練って死なないものじゃないのか?」


『...まぁ、大丈夫ですよぉ!念には念をってやつですからぁ。』


アーラズイールの言葉に疑いを持ちながら北は、


「そしたらそっちの世界に行ってアシラート様に会えたらいいなー。でもそれって...」


『図々しすぎる自覚あるかなぁ?ほっくんて馬鹿なのぉ?馬鹿でもなかなか言わないことあっさり言うねぇ。そしたらアホなのかぁ。』


喋っている途中でアーラズイールに遮られた事にビックリする北。しかし、その後の罵詈雑言の方がメンタル的なダメージは大きいようだったらしく、落ち込んでいた。


「あ、はい。すみません。特訓に行くので許してください。」


『偉いねぇ。そしたら行くからねぇ?』


といった直後、アーラズイールが何も唱えずに北とアーラズイールを囲むかのようにして転移の魔法陣を敷くと、北は意識を失った。そして、魔法陣が効果を発揮した後アーラズイールだけがその場に残っていた。




『あははぁ、成功するか心配だったけどそこはさすがという感じかなぁ。...さてさてぇ、僕らのことを見ていたのがいるのは気づいてるんだけどぉ、これを伝えられるのは困るからここで死んでもらうねぇ。』


と言うと、今度は呪文を唱え始める。


『ワンレヲラワヲロシレニルンリセラシヨモユノヤタモチメヲムトミジマコホメヘタフマヒエ!』


そうすると、半径5km圏内のこの世界に存在していないはずの生き物だけが閉じ込められた。それを感覚で確認したアーラズイールは、次の呪文を唱える。


『ゼハンノシネンヌヲニヒナキトサテカツレチテタコソロセサスレシタサマコエ!』


次の瞬間、2匹の生き物がアーラズイールの方向に吸い込まれたかと思うと、全身をズタズタにされ殺されていった。その2匹はカラスと犬の姿をしていて一見するとそこら辺の生き物と変わらないように見えるので、何も知らない人がそれを見たとき動物をいじめて殺した風にしか見えない光景だった。


アーラズイールは2匹が死んだのを確認すると、


『まったく困ったものだねぇ。もしかして僕この一部始終をすべて伝えられるなんて思ってたのかなぁ?取り合えずぅ、最後まで残ってたのは終わったかなぁ。そうしたらぁ、ほっくんが目覚める前に戻らないとかぁ。これからが楽しみだなぁ。』


と呟いた次の瞬間には、アーラズイールの姿は見なくなっていて2匹の死骸だけが取り残されていた。

どうも、お久しぶりです。

北が日本から発つのが予想以上に遅くなってしまい個人的にはすごい焦りました笑

今回のお話は楽しんでいただけたでしょうか?

以前書いた活動報告にコメントを書いてくださった方へ、返事の仕方がわからなかったためこの場でお伝えしたいと思います。大丈夫と言っていただきありがとうございます!そして、更新できましたよ!今回も楽しんでいただけたら幸いです。

次回は幕間です。お話自体は全く進みません。

前にもお伝えしたかもしれませんが、幕間がそこそこ長いです笑

なので、何回かに分けているのですが投稿する際は一斉に行う予定ですので少々お待ちください。

では、ここまで読んでくださってくださった方々及びこの物語にご協力いただいている方々に最上級の感謝を。

また次話でお会いできることを楽しみにしています。

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