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戦史研究学科の異端教師  作者: 楊泰隆Jr.
25/25

急転と旅立ち

 週明けの月曜日、湯田と大神は学校に来なかった。謹慎が言い渡された。

 二日後、正式に湯田、大神両名の解任が決定する。

「って、ここまでは何となく予想していたんだけど…………」

「まったく、山本先生は私にいつも面倒なことを押し付ける」

 先生が困った顔で言う。

 山本は次の学年主任に先生を指名した。

 学校長に関しては、まだ決まっていない。

 決まるまでは副学校長の塩谷がその任に就いた。

「嫌なんですか?」

「仕事が増える。本を読む時間が減る」

「でも給料は増えるんですよね? それに昇進もあるらしいじゃないですか。もっと喜んでも良いと思いますけど…………あの、先生?」

 理香は不安そうな表情で先生を見る。気になっていることを聞きたかった。

「なんだい?」

「学年主任になったら、私たちの担任は辞めちゃうんですか? それに授業だって…………」

「私は歴史に関わりたくてここに来たんだ。授業をしなくなったら、私の楽しみが一つ無くなってしまう。戦史研究学科の生徒は素直で面白い。私の方が学ぶことがあるくらいさ。これからもよろしく頼むよ」

 それを聞いて、理香はホッとした。

「はい、私もこれからが楽しみです」

「君は私の授業が好きだったのかい?」

「好きになったんですよ。人間は変わるものです。いけないですか?」

「いいや、確固たる意志と言ってしまえば、聞こえはいいが、それは融通が利かないってこと。柔軟なことは良いことさ。それでいて真境名さんには一本の芯があるから大丈夫だ」

「ありがとうございます。あっ、そういえば、先生に宣言したいことがあります」

「なんだい」と先生は聞く。

「今度の中間テスト、満点を取りますからね。私、筆記試験で満点以外を取ったの初めてだったんですよ」

「そうかい、それは悪いことをした」

 先生は苦笑する。

「じゃあ、私、帰りますね!」

「気を付けて帰るんだよ」

 戦略戦術学科との決戦を制して、戦史研究学科廃止の件は消滅した。

 そして、理香はこのまま戦史研究学科で卒業することを決めた。戦争以外で沖縄奪還をする方法を考えてみようと思った。

 それが本当に出来るかは分からない。

 しかし、可能性を考えることはすべきだと思った。

「明日からまた頑張ろう…………んっ?」

 気持ちを新たに寮に戻った。

 するとドアの隙間に一通の手紙に気が付いた。

「なんだろ?」

 理香は手紙を開けた。

「………………えっ!?」

 その内容に理香は驚いた。



『士官学校の寮制度の廃止について

 軍備縮小に伴う軍事費の削減により、寮制度の廃止が決定されました。

 施行は来年、4月からとなります。

 今後につきましては《魔導戦士軍人支援特例法》により、佐官以上の高級士官から衣食住の保証をされることになります。

 別紙に後見人となる高級士官の名前と住所が添付されていますので、確認をお願いします』



「一難去って、また一難だよ! しかも今度は決定しているしね! はぁ~~、どうしよ…………」

 理香は布団に倒れこみ別紙を確認する。

 

 銀里木文易(ぎんさとぎぶんい)大佐。


「知らない名前…………万が一、奇跡で先生や冴香の名前だったら良かったのに…………そんなうまくは行かないよね…………はぁ~~」

 理香は枕に顔を埋めて考える。

 そして、決心し、立ち上がる。

「こんなことぐらいで戸惑ってどうする。私はこの一ヶ月でもっと大変な目に遭った。大丈夫、乗り越えよう。住所は結構近い。手紙を送って、来てもいいと言われたら、一回挨拶に行こう。どんな人かも知りたいし」

 理香は腹が鳴る。気付くと外は真っ暗だった。

「と、とりあえず、何か食べよ」

 理香は次の日、手紙を送った。

 手紙の返事はすぐに来た。

 今週末、銀里木大佐の家を訪ねることになる。

「大丈夫、心配いらない」

と、理香は自分自身を奮起させる。不安がないわけじゃない。湯田のように沖縄からの移民に対して、悪い印象を持っている軍人にあったばかりだ。もしかしたら、極端な思想を持っているかもしれない。緊張するはする。

 色々なことを考えて、その日は寝付けなかった。気付くと朝になっていた。

「もう今から寝れないよね」

 理香は顔を洗って、何を着ていこうか考える。

「学校の制服なら間違いないよね?」

というか、理香にはそれ以外に選択肢がなかった。

 冴香に買ってもらった服はその後の騒動で傷んでしまったし、それ以外に私服は持っていなかった。

 制服に着替えて少し早いが、銀里木大佐の家に向かうことにした。

 もう九月の中旬だというのにとても暑かった。

「不眠の体にこの暑さは堪えるな…………」

 理香は大きな木の下に座り込んで休憩をする。

 日陰に入り、風を感じるとそれは秋の風だった。

「なんだか、あっという間に時間って過ぎるな………」

 理香はボーッと遠くで農作業をしている男性を眺めていた。

「あれ?」

 男性が急に座り込んだ。最初は休憩かと思ったが、どうも様子がおかしい。

 理香は立ち上がり、男性の元へ向かった。

「もしもし、大丈夫ですか!?」

 男性からの返事はなかった。

「この暑さのせいだ…………失礼します!」

 理香は男性を自分のいた日陰まで運ぶ。

 農作業に使っていたバケツを用水路で綺麗に洗って、水を汲んだ。

「ごめんなさい」

 理香はバケツの水を男性の体にかけた。

「うぅぅぅ…………」

「大丈夫ですか!?」

「ああ、すまないね…………」

 男性が返事を返したことで理香は安心する。

「今日は暑いですから、帰った方がいいと思います」

「ああ、年寄りにはこの暑さは堪える…………お嬢ちゃん、ありがとう。もう大丈夫だよ」

と男性は言ったが、相変わらず顔色が悪い。

「放っておけません。家の人を呼んで来ます。場所を教えてください」

「家に行ってもばあ様しかいなくてな。娘は嫁いだし、息子もいたんだが、戦争から帰ってこなかった」

 男性は苦笑いする。

 戦争、という言葉が理香の心にチクリと刺さる。

 時計を確認するともう約束の時間の30分前。寄り道をする時間は無い。

「…………分かりました。じゃあ、もう一回失礼します」

 理香は再び男性を担いだ。

「無理せんでくれ。お嬢ちゃんの服が汚れてしまう」

「そんなこと気にしません。家の場所、教えてください。家に付くまで降ろしませんからね」

 理香の強引さに男性は諦め、素直に家の場所を教える。この男性を置いて行くことが出来なかった。

「お嬢ちゃん、軍人かい?」

 男性の家に向かう途中、男性が聞いてきた。

 理香の制服が気になったらしい。

「はい、渋川支部の士官学校に通っています」

「へぇー、じゃあ、魔導戦士かい? 凄いな」

「そんなことありません。私なんて何も知らないで軍人を目指していました」

「若者は何も知らないものさ。今から色んなことを知ればいい。生きていれば、どうとでもなるさ」

 男性の口調は軽かったが、理香の心に重くのしかかる。

「ここだここだ」

 到着したのはこの辺だと結構、大きい農家だった。

「お礼にお茶でもどうだい?」

「申し訳ありません。ちょっと約束があるので…………」

 理香はそう言って、男性からの誘いを断り、急いで銀里木大佐の家に向かった。

「ヤバい…………!」

 理香は走った。

 それでも銀里木大佐の家の前に着いたのは11時過ぎだった。

 インターホンがあった。

 理香は立ち止まる。

 どんな理由があっても、軍人が時間を守れないなんて論外だ。

 それに汗と泥で理香の見た目は酷く汚れていた。

「こんな格好で、しかも遅刻して、絶対に怒られるよね」

 そう思った瞬間、このまま帰ってしまおうか、と思った。

「駄目」

 理香は自分自身を叱責する。相手は待っているはずだ。

 遅刻したのも問題なのに、すっぽかすなんてできない。

 深呼吸をしてインターホンを鳴らす。

 すぐに返答はなかった。

「もしかしたら、遅刻なんてする軍人には会ってすらくれないってことかな…………?」

 理香は不安に押しつぶされそうになった。

 しかし、門前払いとはならなかった。

 少しして家の中で誰かが動く気配がした。

 ガチャッ、とドアが開く。

「時間に遅れて申し訳ありません!」

 理香は相手の顔を見る前に頭を下げた。

「真境名さん? あぁ、そういえば、今日、訪ねるって言ってたっけ。服、随分と汚れているけど何かあったみたいだね」

 相手は眠そうな声で言う。その声は聞き覚えがあった。

「えっ、先生?」

「不思議そうな顔をしてどうしたんだい?」

「だって、銀銀里木文易大佐っていう人がここに住んでいるって書いてあったから」

「なんだって? その手紙、見せてもらえるかな?」

 先生は驚いていた。

 理香は急いでバックから手紙を取り出す。

「全く簡単なエラーをしてくれる」

 先生は困り、苦笑する。

「どういうことですか?」

「ここに書いてあるのが私の本名だよ」

「えっ!?」

「君は知ってしまったけど、他言は無用で頼むよ。私はあまりこの名前を広めたくないんだ」

 先生が偽名を使っているのにはやっぱり何かの事情がありそうだ。

 理香はそれを聞きたくなる。

 でも今は止そうと決めた。もっと親しくなったら、もし聞けるような雰囲気があったら、その時に聞こうと今は胸の中にしまい込む。

「ちょっとした手違いはあったみたいですけど、来年の春からよろしくお願いします」

「こちらこそ、よろしく頼むよ。優里亜と二人じゃ広すぎる思っていたんだ。せっかく来たんだ。散らかっているけど、お茶くらい出そうか」

「でも、私、汚れています」

「構わないさ」

 理香は人の家に来るなんて初めてだった。

 その相手が憧れの人で、男性で、先生なのだから緊張する。

 汚れていて申し訳ないと思いながら、リビングに向かう。


「………………先生」

 

 緊張とか、申し訳ないとか、そういう感情はすぐに消し飛んだ。

「なんだい?」

「ここは?」

「リビングだけど?」

「へぇ~~、私はゴミ置き場かと思いました」

 理香は先生に出会ったばかりの時くらい、刺々しい言い方をした。

「私には掃除の才能がないらしい」

「これは才能の問題じゃないでしょ! って、まさか…………」

 理香は反転して他の部屋を開ける。予想通り散らかり放題だった。

「ここも! こっちも!?」

「あ~~、その部屋は…………」

 先生の声が後ろからした。

「なんですか? うるさいですよ」

 ゴミの中で何かが動いた。

 理香はその声に聞き覚えがある。

「優里亜ちゃん!?」

「先輩、あ~~、そうか、今日、挨拶に来るんでしたね」

「分かっていて、その姿なのは凄いね!」

「おやすみなさい」

「おい、寝るな! それに優里亜ちゃん、部屋はちゃんと片付けなよ」

「これでいいんです。寝ていてもすべての物に手が届くベストポジションなんです」


 あっ、この子駄目だ。というか、この親子駄目だ!


「駄目だって優里亜ちゃ…………」

 

 グチャリ…………


 理香は優里亜の部屋に一歩入った時、多分元は食べ物だったであろう『なにか』を踏んだ。

 それに言いたくなかったけど、どこの部屋も悪臭がした。

「先生…………優里亜ちゃん…………」

 私は体を震わせて言う。


「「んっ?」」


「陽が沈むまでどっか行っててください!!!」

 家主とその娘を理香は容赦なく追い出した。

 理香は新天地でやるべきことは理解した。

「さて、やってやるぞ!」

 掃除を開始した。


 夕方。

「いや~~、半日でこんなにきれいになるものなんだね」

 帰って来た先生は感心する。

「うぅぅ、完璧な配置で置いておいたものが片付けられている」

 優里亜は不機嫌そうだった。

「二人とも少しは物を片付けてください。あんなところ、人が生活する場所じゃありません。とりあえず、普通の生活が出来るくらいまで家の片付けは出来ましたけど。問題は大量に出たゴミの回収が明後日ということです。たぶん、捨てるの忘れますよね? もう一回、明後日の早朝に来ますから」

「何から何まですまないね。ところでお腹は減ってないかい?」

「私は別に…………」

 その時、理香の腹が鳴った。

「………………」

 理香は顔を赤くする。

「掃除で体力を使ったからです」

「それは丁度良かった。実は君に追い出されてから、元市長の方の家に身を寄せていたんだけどね。そこで今日、魔導戦士学校に通っている女生徒に助けられたと言っていたよ」

「えっ!?」

「で、私が真境名さんのことを言ったら、これをお礼にと渡されたよ」

 先生は饂飩を渡す。

「で、私は料理が出来ない。任せられるかな」

「は、はい、すぐに作りますね!」

 綺麗にしたばかりの台所で理香は料理を始める。

 理香は手際よく饂飩を茹で、付け合わせも作った。

「はい、出来ましたよ」

 理香は三人分の饂飩を机の上に置いた。

「乗っているかき揚げなんですか?」

「先生たち貰った野菜をそのままにしていましたよね。かき揚げはギリギリ食べられそうな物を選んで、作りました。油があって良かったですよ」

「なんだか健康に悪そうです」

 優里亜が疑いの眼差しでかき揚げを見つめる。

「あんな部屋に住んでいて『健康』なんて言葉が出てくるなんて思わなかったよ。大丈夫、ちゃんと食べられるから」

「確かに美味しそうだ。頂こうかな」

「勢いで作ったけど、大丈夫ですか? 私。人に何かを作るのなんて初めてなんです」

「大丈夫、美味しいよ」

「はい、家でこんなまともな手料理を食べたのは初めてです」

 二人の言葉に理香は安心した。

 しかし、引っ掛かることもあった。

 ここに先生の奥さんはいない。

 聞きたいけど、まだ聞けない。いつ聞けるようになるかと言われたら難しい。

「複雑な顔をしてどうしましたか?」

「えっ、あっ、うん、何でも無い!」

 三人で饂飩を食べ終えた頃だった。

「さて、新しい家族になる真境名さんにいくつかの贈り物をしようかな」

 そう言って、先生が最初に取り出したのは鍵だった。

「この家の鍵だ。好きな時に来てもらって構わない」

「良いんですか?」

「良いも何もこれくらいするさ。君の保護者、家族になるのだから」

 理香は家族という言葉を久しぶりに聞いた。もう縁の無いことだと思っていた。

「ありがとうございます」と言って、理香は鍵を受け取った。声が震える。

「あれ、先輩少し泣きそうになってませんか?」

「う、うるさい! そんなことない!!」

 理香と優里亜が騒いでいると先生が綺麗な紙の箱を持ってきた。

「さて、甘い物も買ってきたんだ。この辺りにもケーキを作る店が出来てね。食べたことはあるかい?」

「いいえ、食べたことはありません。ケーキは高価すぎて…………」

「それは良かった。いろんなのを買ってきたよ。私は甘い物が大好きでね。ショートケーキ、モンブラン、チーズケーキ…………」

 先生が開けた箱の中身を理香は覗き込む。

 それは宝石の詰め合わせみたいにキラキラ光っていた。

「私のおすすめはチョコレートケーキだね」

「チョコレート…………そういえば、先生って甘い物は嫌いなんじゃなかったでしたっけ?」

「んっ?」

 先生は惚けたわけではなく、本当に何のことか分かっていなかった。

「沖縄戦の時、私が渡そうとしたチョコレートを拒絶しました」

「あ~~」と先生は言う。

「それは君が泣きそうになりながら、チョコレートを渡してきたからだよ。渡したくない。でもお礼をしなくちゃ。でも渡したくない。という感情が君の中でぐるぐる回っているのが分かったからね」

 言われた理香は顔を赤くする。

「あら、かわいいですね」

 優里亞はクスッと笑う。

「きょ、今日は遠慮しませんからね!」

 理香はチョコレートケーキを選択した。

「先輩、ケーキは箸じゃなくて、フォークで食べるんですよ」

 優里亜は理香にフォークを差し出した。

「知ってる。馬鹿にしないで!」

 理香は優里亜からフォークを受け取る。

 フォークで食べやすい大きさに切って、口に運ぶ。

「あっ、本当に美味しい……」

「本当ですか? 私にもくださいよ」

 優里亞は自分のフォークを理香のチョコレートケーキに伸ばした。

「優里亜ちゃんは自分のがあるでしょ?」

 理香はチョコレートケーキを持ち上げて躱す。

「酷いですね。自分の分のチョコレートをパパにあげようとした健気な先輩は何処に行ったのでしょう?」

「それは忘れて!」

 優里亞はまだ理香のチョコケーキを狙っている。

 先生はいつの間に二つ目のケーキを食べ始めていた。

「ちょっと、先生、そのショートケーキ、次に食べたかったのに!」

「そうかい、すまなかったね」

「隙ありです」

 私はついに一口分のチョコレートケーキを優里亞に略奪された。

「うん、いつも通り美味しいですね」

「だったら、わざわざ食べるな! 代わりにそっちのモンブランを頂戴!」 

 理香は家を出る前の不安など忘れるほど騒がしい時間を過ごした。



 10月、上旬。

 理香は早めに寮を立ち退くことにした。

 先生と話し合った結果だ。

「すいません、この家、ちょっと放置すると酷いことになっているので早めに引っ越してもいいですか?」

と理香が迫った。

 先生は平坦な口調で「それはありがたい」と言った。

 そんなことがあって、理香は寮を出る。

 私物は少ない。大きなリュック一つにまとまった。

 綺麗になった部屋を見ると少しだけしんみりとなる。

 初等部から今まで7年間、この部屋で理香は過ごした。

 愛着など無いと思っていたが、今になって名残惜しくなった。

「長い間、お世話になりました」

 理香は家具だけになった部屋にお辞儀をする。

 最後に両親の遺影をリュックにしまった。

「お父さん、お母さん、少しだけごめんね。それから私、新しい場所で暮らすよ。私の新しい生活が始まるんだ」

 理香は寮を出た。

 その日が理香にとって、一つの節目になった。


『戦史研究学科の異端教師』を読んで頂いて、ありがとうございます。

真境名理香の物語は一旦の区切りとなります。

また、区切りの良いところまで製作が進んだ時に掲載する予定ですので、宜しければブックマーク等をよろしくお願い致します。

読んで頂けたことを重ねてお礼申し上げます。

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