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プロローグ

初投稿です。

暖かい目で見守ってください。

 世の中には不思議なことがある。


 例えば、幽霊とか、妖怪とか、未確認飛行物体とか。実際に目にした訳じゃないが、煙の無いところに火はたたない。あるかどうかもはっきりしない曖昧なものだが、俺は実際にあると信じていた。見たことはないが、信じるのは勝手だ。


 さらに突き詰めれば、異世界だって存在するかも知れないなとも思っていた。これはあくまでもあったらいいなあというニュアンスだ。さすがに二十手前になって異世界転生俺tueeeがしたいとか思っていない。でも、別に剣と魔法の世界という訳でもないけど、何かしらの文明が存在する世界があってもなんらおかしくない。だって、現に地球はあるわけだし?


 だから、世界は俺が知らないだけで不思議なことがたくさんあるんだと俺は確信していた。


 けれど、流石にこれはない。


 「マジかよ。こんなレベルの幼女初めてお目にしたぜ。嬉しくないぜ」


 水面に映る、年齢一桁の幼い少女の顔。髪は透き通るような金髪で首までのショートカット。肌は真っ白で、おめめはぱっちり深緑。耳は何故かとんがっている。鼻は高すぎず低すぎずこじんまりとしていて、唇はぷっくりでとても健康そうな色をしている。後、十年もすれば絶世の美女になるに違いないと確信させる程の美幼女。


 別にロリコンではないが、街で見たりすれば思わず二度見してしまうレベルの幼女だ。そんな幼女が水面越しに俺を凝視していた。おもっくそ、しかめっ面で。


 「マジかよ。どう考えても背丈とか、肌とかおかしいなと思ってたけどーー」


 何故しかめっ面しているかだって?そんなの決まっているじゃないか。水面を覗いているのは俺で、今現在おもっくそしかめっ面したい気分なのだから。


 「ーー俺、幼女になってる?」


 世の中不思議なことがいっぱいだ。(白目)



 

異世界転生でもTS転生は嫌ですね。

新しい世界が開けるかも知れませんが.....

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