1/14
プロローグ「恥の多い生涯を送って来ました」
とりあえず書いてみましょうか。
一応万人受け用に書き溜めてたのを出してみます。
僕は怖い。
「僕」は自分から逃げようとすると、何処からともなく彼女が出て来て、引き戻されてしまう。
ーー僕は、あの日少女を殺したーー
しかし過去は戻すことはできない。
それは当たり前のことなのに、自分にはそれが分からない、分かろうとしない、分かりたくない。
だから、どう足掻いても自分からは逃げる
もう、あんなことは繰り返したくない。
逃げられないのならば、自分の中に「僕」を隠せばいい。
たとえ、その代償に以前の自分を失うとしても、苦しみから解放されるのであれば構わない。
そうすれば、彼女にも許してもらえるだろう。
僕は、自分に嘘をつく「僕」が怖い。
他の作家さんのネタも幾つか出てきますけど、参考程度なので著作権には関わらないはず。