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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

紫色のバラ

※怖い話だよー

サトシ「なぁ、昨日の怖い話の番組見たか?」

タケシ「ああ、見たさ、怖かったよな。」

サトシ「俺なんかもうチビッちゃいそうだったぜ。」

タケシ「それほど怖かったか?最後のびっくり画像は怖かったけどな。」

サトシ「なぁ・・・タケシ・・・」

タケシ「ん?なんだ?」

サトシ「怖い話の番組でさ・・・あまりの怖さで放送されなかった話があるらしいぜ・・・」

タケシ「えっ?なんだそれ・・・?」

サトシ「しかもそれは呪いの話とも言っても過言ではないらしいぜ、しかも作ったスタッフまでもが死んだって・・・タレントさんも死んだ・・・なぁ、だれが死んだかわかるか?」

タケシ「知らねぇよ。」

サトシ「有名歌手のポッキーちゃんとかさ・・・出てたんだけど、病気で死んだんじゃねぇんだよ。呪いだよ。」

タケシ「ま、マジか・・・」

サトシ「それで被害者が出ないように放送されなかったんだとよ。」

タケシ「それで・・・その話の名前は?」

サトシ「それは・・・」


         

          

          

           紫色のバラ





数か月後・・・


タケシ「なぁ!サトシ!ビッグニュースビッグニュース!」

サトシ「なんだよ、うるせぇなぁ」

タケシ「翔子ちゃんが映二と付き合うんだとよ!」

サトシ「な、なんだと!」

タケシ「残念だったな。」

サトシ「知らぬが仏やろ!何でそうなったんだよ・・・」

タケシ「まぁまぁ」


キーンコーンカンコーン


タケシ「あっ、もう休み時間終わりだな・・・」

サトシ「ちくしょ・・・」

タケシ「学校終わるしさ。家帰ろうぜ」

サトシ「ビデオでも借りてくるか・・・」



すたすたすた・・・



サトシ「そうだ、怖い話のビデオでも借りるか。悲しい気持ちなくなるだろうし」

サトシ「よし、あったな。」


すたすたすた・・・



サトシ「さて、見ようっと・・・えーとチャプターから見ようかなっと・・・」


→首無し男

紫色のバラ

魔法少年☆コキト



サトシ「えっ・・・?紫色のバラ・・・」


首無し男

→紫色のバラ

魔法少年☆コキト


サトシ「早速見るか・・・たしか・・・死ぬとか・・・んなわけないよね!そうだったら今頃事件が起きてるさ!」


じじじじじじじじじじじじ


サトシ「なんだよ・・・砂嵐ばっかだなぁ・・・」




             死



サトシ「なんだ!?今の・・・」

サトシ「ありゃ?元のメニューに戻ってるぞ・・・なんだ?」


翌日

タケシ「なぁ、昨日先生が紫色のバラ買ったらしいぜ、ほら、先生の机の上にあるじゃん?」

サトシ「ああ、そうだな。紫色のバラと言えば・・・俺、昨日ビデオ借りたんだよ、そこに紫色のバラのビデオがあって・・・」

タケシ「ええっ!?マジィ!?それって見たら死ぬとか・・・」

サトシ「そうか?変なビデオでさ・・・あれで死ぬかなぁ?」

タケシ「さぁ・・・」

サトシ「もうすぐで一時間目始まるぞ。座ろうぜ」


6時間目終了後・・・


タケシ「じゃあな!サトシ!」

サトシ「おう!」


サトシ「母さんただいまぁ~!」

サトシの母「やめてっ・・・!」

サトシ「母さん・・・?母さん・・・?」

強盗「ん?」

サトシ「・・・誰・・・」

強盗「なるほど、ここの家の子供かぁ?生かしてはおけないなぁ・・・」

サトシ「手に持ってるの・・・紫色の・・・」

強盗「ああ、紫色は大好きなんだよ・・・」

ブスッ!

強盗「うぐっ・・・ふあっ・・・」

バタッ

サトシ「え・・・ええ・・?」


じじじじじじじじじじ


サトシ「何・・・この音・・・砂嵐・・・?」

サトシ「ビデオ・・・あれ?なんで怖い話のビデオが・・・」





           死



サトシ「死・・・?」


強盗「このやろ・・・う!」


ブスリ


床には血と紫色のバラが落ちていた・・・












呪い・・・それは呪いに殺されるとは限りません。




貴方も呪われてるかもよぉ?

怖かったですか?怖がってくれるとうれしいです。

※タケシとサトシは某ポケットアニメと何の関係もありません。

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