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第十六章

「誰も来ないじゃねーか」

ITRのボスが言った。

「ボスたぶんいきなりITRから手紙が来てびっくりしたんだと思うよ」

「でも来てもらわないと困るんだがな」

「何かあるんですか?」

「お前にはまだ言っていなかったが実は転生者取り締まり連合の隊長と俺は接触したんだ」「いつ接触したんですか?」

「昨日の夜だ。俺は外を歩いていて人と肩がぶつかったんだ。そしてそのぶつかった相手が隊長だったんだ」

「それでどうなったんですか?」


「お前はITRのボス」

隊長が言った。

「貴様は転生者取り締まり連合の隊長スグルじゃねーか」

「こんなところで会うとはな」

「動くんじゃねーぞ」

ボスはスグルに銃を向けたのだった。



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