第3話 王城で...
本編が終わるまで、おそらく休みます。年単位で。多分。
「これで謁見を終わります。」
無事、謁見をおえたところで公爵が話に来た。
「なあ、カノンくん。君の実力を測るために騎士団とかの訓練に参加しないか?」
「? まあ、いいですよ。」
誘われたことに断るわけにはいかない。どうせ圧勝だろうけど。
「ここが訓練場だ。チョット待っててくれ。」
「お〜い、この子を訓練に参加させてくれないか?」
「公爵様。その子まだ子供っぽいですよ〜大丈夫ですか?」
「ああ、実力は保証する。逆にうちの騎士団が蹂躙されないか心配だ。」
「マジですか!よく見ればスキがないなこの子。」
ここでさらっと自己紹介を入れておく。
「カノンと申します。今回はよろしくおねがいします。」
「私は騎士団長のカルラと言うものだ。よろしく。さっそくだが模擬戦をしないか?」
「いいですよ。ですが、僕は魔法の方が得意ですよ?」
「そう言いながら近接戦闘も得意だろ。スキがない。」
「本職は魔法使いの方なんですがね...」
「一回やってみたらカノンくん。人間の強さの基準がわかるよ。」
「えっ、この子人間じゃないんですか?」
「ええ、あの滅びたとされる伝説の種族、ヴァンパイアです。しかし彼は超克者であり、血を必要とせず、陽の光にあたっても消滅しません。」
「ほんとうにいたんだ。ヴァンパイアって。」
「ええ、まぁ、ここに。」
「ますます模擬戦がしたい!」
「いいですよ。僕で良ければ。」
こうしてカルラvs僕の模擬戦が始まった。
「あの〜僕はあまり剣を使わないので、魔法を使っていいですか?」
「ああ、いいぞ。」
「では、遠慮なく。」
そう言って、某アニメの金髪英雄王の技を使った。
「なんだそれは?」
「ここから武具が射出されるんですよ。ほぼ無尽蔵なのでできるだけ攻撃してみてください。」
「そうか...」
「では、いきますよ。」