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非日常の始まり


今から数千年前、創造神率いる軍勢と破壊神率いる軍勢の創破大戦があった


創造神と破壊神の戦いは百年経っても終わらなかった、二人は戦いの中に生まれたある感情によってこの大戦は終わることになった


その感情とは愛である

最終的には二人は惹かれあいある国を作った

その名は『ヴァルハラ』全てはここから始まった


この国から派生し新たな種族が生まれた

ヒューマン、エルフ、ドワーフ、ワービースト、ドラゴニュート、エレメンタル、ピクシー、エンジェル、デビル、エクスマキナ、ローレライ、そして全ての始祖ゴットさらに異種族との交流によるハーフも生まれた


そして今神聖暦1400年ある青年ユリウス・リファリアスこの青年こそ創造神と破壊神の息子である


「はぁ〜、ほんとこの力なんとかならねぇかな加減難しいしな、親父に加減できるまで使うなって言われてるしな。」


俺はとても気怠げにそう呟く


「なんで俺、始祖の神の息子なんだよ。しかも親の力両方とも受け継いじゃってるんだよ俺は普通でいたいのに。」


そう俺の親は創造神メアノール、破壊神ヴォルフガング全てを作った神だ

両親はそろそろ玉座を降りたいって言ってるし代わってやりたいのは山々なんだが今は学校もあるしな


「ユー君おはよう!」


今声をかけてくれた人はアルメリア・ラヴィーナス俺の幼馴染だ


「あぁ、おはよう」


俺はいつものように挨拶する


「今日は早いんだね。いつもだったらまだ寝てるのに」


彼女は首を傾げながら聞いてくる


「なんか、早く目が覚めちゃってね。」


俺はそう答える


「ふぅん、なら大丈夫だね。早く学園行こ」


彼女がいう学園とはヴァルハラ王国立学園俺たちが通う全種族平等の学園だ


それから数十分歩き目的地についた


相変わらずデカイな親父たち1日足らずで作ったって聞いて驚いたわ


「それじゃ私はこっちだから、またね」

 

「ああ、またね」


俺はそっけなく返す


この学園は種族ごとに教室が分かれているなぜなら種族の力の差がありすぎるからである


俺は教室の扉を開けた


「きたよ、それじゃ頑張れ!」


ある女子生徒が話している


「あ、あのユリウス君、今日って空いてる?もしよかったらお茶でもしない?」


俺に話しかけてきたのは一際目立つ銀髪の美少女エリザ・ナハトクラスのマドンナ的な人だ


「別に構わないよ、けどどうしたの悩み事?」


そうなのであれば大変だ


「ホント!一応悩み事で合ってるそれじゃ放課後にまた」


嵐のようだったな


「エリザやったじゃない!これは進歩よ」


「うんありがと、これで一歩を踏み出せるよ」


なんて女子の中でとても盛り上がっていた俺が和んでいた時それは起こった


爆発するような音が聞こえ校舎が揺れた


教室中パニックに陥っている


俺は窓から見るとそこには翼の生えた男が街に攻撃していた


「おーい、創造神と破壊神の息子さんよぉ〜出てこねぇと街ぶっ壊すぞ」


そいつはそう言った、その瞬間俺の心にはある感情が生まれた、憎しみ、恨み、怒りそのような負の感情それが俺の中に渦巻いている


「エリザさん、この学園にいる人を非難させてきださい。それじゃ頼みましたよ。」


俺は彼女にそう伝える


「ちょっと待って!ユリウス君あの男を止めに行くのは危険だよ!」


「これは俺のいや、この国を治める王族の問題だ!この国の第一王子ユリウス・ヴァルハラ・リファリアスに誓って止めてみせる」


俺は窓から飛び空を飛びながら奴に向かっていく


「創造神と破壊神の息子は俺だ。」


「これはこれは、お会いできて光栄です。単刀直入に言いましょうこの国ヴァルハラを私にください。この国はこのヴァッカ・フールが治るにふさわしい」


などとこの男ヴァッカは言う


「は、何言ってんのそれだけのことで街を攻撃したのか?何故謁見を申し出ない!そうすればもしかすれば・・・」


「なんとかなる、とでも言う気なのですか?甘いですね、実に甘い私はね何故多種族と平等にしないといけないんです?私たちエンジェルや貴方達ゴッドだって類稀なる力があるじゃないか、何故それで支配しようとしない!」


あぁ、こいつは何言っても伝わらないんだなと思いながら俺は答える

「親父達が望んだ世界は争いのない世界、誰もが平等に暮らせる世界だ」


「何が平等な世界だよ、今だって争いは絶えないじゃないかならこんな腐れ勝った国なんて終わって仕舞えばいい。」


「今、なんて言ったこの国が終わればいい?貴様親父達の苦労がわかっていってるのか!これ以上貴様が街を攻撃するのであれば俺は貴様を消し飛ばす。覚悟しろヴァッカ・フール」

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