第一話 1月23日 土曜日
初投稿です。変なところも多いと思いますがよろしくお願いします
第一話 1月23日 土曜日
12時10分 起床
「だぁかぁら寒いなら服着て寝ればいいじゃない!」
「いいか俺はな服着て寝れない体質なんだよ分かる?一家の大黒柱の俺が風邪でも引いたらどうするんですかー?」
まぁたやってるな…お父さん部下が会社のお金横領してるのが発覚してからいつもイライラしてる。そりゃお父さん可愛がってたしあのおじさん優しかったから僕も悲しいよ?聞いた 話では自己破産をしたそう子供3人もいるのにあの人この先どうやって生きていくんだろ。
あのおじさん…田中さんがしていた分の仕事もしなくちゃいけないから最近は毎日夜中帰り
帰ってきたかと思えば謎の呻き声を上げながら寝落ち…僕はお父さんが心配だ。
あ、紹介が遅れました伶です。僕この物語内での主人公ですよろしくおねがします
えーステータス的には
中学3年生 私立 俺弟父母 彼女なし 黒歴史レベル100越えをいくつか所持 身長173センチ 体重60キロ 友達は少数精鋭ではなくただの少数
こんな感じです。これだけ見たらまぁまぁに見えなくなくもないですが実際はめちゃくちゃひどいですまぁまぁ面白くなるとは思ってるので(希望)よろしくお願いします(願い)
やばい。起きようにもめちゃ喧嘩してるから起きれないどうしよう後トイレも行きたい
くそ…昼まで寝てることに怒られたらマジでめんどくさいぞ、これはもうあれしかないな
4度寝
1時15分 本当の起床
「おはよう。お父さんどっか行った?」
「やっとお目覚めですかお客様。お昼ご飯はもうできてますよ」
起きて早々めちゃくちゃ嫌味言われるんだが。
確かにここ1週間学校が休みでご飯の時だけ一階に降りてはまた部屋に戻り引き籠るという自堕落な生活をしていた僕も悪いんだが
「てかさー毎朝喧嘩するのやめてくれる?起きようにも起きれないてか今日お父さん仕事休みだよね?買い物?遼司もいないし」
あ、ちなみに遼司は弟で現在小学五年生。
「なんやら100均に用があるらしいよーてか喧嘩じゃないよ?あの人が理不尽にキレてるだけ知能レベルが違うのに喧嘩が起きるはずないでしょ?」
この発言だけで知能レベル一緒だと分かるんだが
「まぁ最近すごい生活リズムだし今日はゆっくり休んで欲しいよ」
そしてこの匂いは…おぉ!今日の昼飯は辛めの煮込みうどん。めちゃくちゃ美味そう
だけど…
「お母さん朝からこれはきついです吐きそう」
「時間見た?もう2時ですけど」
あ、じゃぁこれ昼飯か。いただきます
…………………………
………………
………
にしても相変わらず美味いなマジで
2時30分 引き篭もり再開
今日の予定は3時からは休み明けのテストに向け勉強する予定なのでそれまではゆっくり休もう
まずはそうだな。ひな◯つりでも見るか確か昨日は16巻まで読んだから…
3時15分 一階へ突入
キリが悪い実に悪い。この時間から勉強始めると何故かあまり気分が良くない。
なら4時ぴったりから始めるべきではないだろうか?
それにお父さんと遼司も帰ってきたし一応会話をしておこう。
「あ、おはよ。今起きたわけじゃないからね?1時には起きてたからね?後遼司後で話がある。俺の部屋入って何してたか聞かせてもらおうじゃないか」
「久しぶりにあったと思ったら…全くお前は何にも変わんないな。そういえば先週に特待生選抜試験あったみたいだけどどうだったんだ?」
おっと早速これですか。降りてこなければ良かった夜まで引き篭もればよかった
高校は中高一貫なのでエスカレーターでお金さえ払えば入学できるのだが特待生の選抜試験が一応ある。我が家はこれに合格しないと家計的に相当きついらしく俺にはめちゃ圧力かかってた。で、一応頑張っては見たんだけど多分無理そう、てか100パー無理。3教科全て80点以上なのが条件なんだけど国語と英語はさておき数学は何があっても80点はいかない僕には絶対的な自信があった。だから俺は
「あ、ま、まぁ?手応えはあったし多分なれるとお、思うよ。慣れなかったとしても数点差の世界じゃないかな?」
点数は公表されないため合格か不合格かそれだけ。なら無理だったとしても惜しかったといくらでも言える。
「そうか頑張ったんだな。なら気を確かに持てお前なら絶対いける万が一無理だったとしてもお前がそのためにした努力は必ず形となって現れるだからあまり心配するな!」
やめてお父さん後お父さんも気を確かに持って?夜中何かうめいてるの聞こえてるからね?
後多分形として残らないと思うだって僕そこまでやったわけじゃないしごめんお父さんマジでマジですまん
そしてこの会話によってやる気に火がついた俺は眠りについた
6時
急に起こされた俺は急に起こされた後ちょっとお高い焼肉屋に飯食いに行った。久しぶりの休みということでお母さんのリクエスト。
正直俺脂っこいからあんまり焼肉好きじゃないんだよねぇなんて言ったら気まずくなるからグッと心の中に閉じ込める。
案の定マジで全然食わなかった。ひたすらお冷飲んでライス食って腹膨らませてた。
8時20分帰宅
俺以外の家族は仲良く映画を見ていたが俺はそうなるにはいけない。マイ◯ラが中途半端で終わっていたのだ。俺は勉強のしなさすぎでゲームを没収されてるため弟に媚びて借りるしか手がない、が、その弟も没収されかけてるのだ。理由はやりすぎらしい
なので俺はできなくなる前に行けるところまではやっておきたい!うおぉぉぉぉぉ
10時
眠くなってきたので歯磨きをし風呂に入り就寝…とはいかず弟と話をした。俺の部屋に侵入した件についてだ。俺はドアの隙間にシャー芯を挟んで折れてるかで判断するそれが起きて見てみたら折れていたのだ。
親には入るなと言ってあるし入るようが無い、ので弟しか可能性がない。
「大人しく吐いたら200円で許してやるよ…話な」
「くっ地味に痛いんだけどその金額」
「はい!10、9、8、7、」
「わかったよもう!だからそのカウントやめて怖い。」
遼司はゆっくりと話し始めた
「前ポケモンの映画見に行ってたじゃん?一人で。その時に貰ってた特典が欲しくて…つい盗みに入ってしまいました」
なるほどこいつはゲーム内で受け取れるポケモンが欲しかったのかそして一人で行ったこと何故お前が知っている
「だけどよく俺がいるのに盗みに入ろうと思えたな。俺横で寝ているのに」
「だってそれ以外伶が部屋で意識ない時間ないんだもん。家ではずっと籠ってるしだから寝てる時を狙うしかなかったんだよってそろそろお母さんに怒られるおやすみ。お金は明日払うよじゃぁね」
…なんか最後めっちゃ流された挙句面倒な奴を相手してるような顔で出ていきやがった。くそなんで俺こんなに舐められてるんだろ
10時30分 就寝
俺はそんな事を思いながら最近彼氏ができたと噂…ていうかできたんだと思うんだけど
好きな子のインスタをチェックし眠りについた。この時間に寝たのは久しぶりな気がする