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闇と光  作者: 野薔薇
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出会いー闇と光一

私は、『闇』だ

明るく眩しい『光』にはなることができない。

あの子の様にみんなを笑顔にすることが出来ない一


いつも通り、上辺だけの笑顔、偽りの仮面

当たり障りなく話を合わせる自分を守るためだけの会話。

カースト上位の人間はそうやって自分を守っているのだと思った。実際そうしたから。

以前カースト下位の私にとって上位の人間に何かをされることは日常だった。

《復讐したい》そんな気持ちはなかった

した所で大して何も変わらないと思ったからだ

でも、私はある術を身に付けた。自分を守るための

術を…

おかげで私は、カースト上位になることが出来た。

誰かに合わせて身を守る私の前に『光』は現れた。

そいつ、『紅城太陽』《あかぎたいよう》はいきなり「あんた、つまんないな…」と言ってきた。

その場では、うまく誤魔化せたと思う。

『つまらない』この言葉は私によく当てはまっていると思ったからだ。

誰かに合わせて自分は話そうともしない。

自己主張をしないただのイエスマンみたいな存在。

あぁ、気が付かなければよかった…

そうすれば、私が自分を守ることばかりに集中しすぎて大切なものを失っていることに気が付かなかったのに…

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