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別れた世界で俺達は今日も生きる  作者: 竹飛車トム太郎
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第1.5話カンフーオブレーベル

竹飛車先生パートです!

 なんやかんやあり、俺達は西の国レーベルへと辿り着いた。


「へぇー! ここがレーベルか!!」


「ここはカンフーが盛んな国です。少し探索しましょうか」


 と、アリアに言われ俺達はこの国を少し回る事にした。


「すっごいなぁ。みんなカンフーやってるよ!」


 関心しているといきなり襲いかかるように一人の男が飛んで殴ってきた。


「いったぁ! 何すんだよ!」


 男は俺の話に耳を傾けずに機敏な動きで、パンチをお見舞いしてくる。


「危ねぇ!!」


 俺は、バク転をしながら、相手の攻撃を交わしていく。


「アリアとお兄ちゃんは安全な場所へ!!」


 俺はそういい、お兄ちゃんとアリアを避難させる。


「ほぅ……中々だな……君…………」


 ようやく男が言葉を口にした。


「だが!!」


 男は再び攻撃をしてくる。


「何か武器は……」


 俺は周りをキョロキョロしていると、すかさず男が飛び蹴りをお見舞いしてくる。


「グファ!! 人が物を探してる時に飛び蹴りは卑怯だぞ!」


「旋風脚だ。覚えておけ」


 すると、後ろから鉄が転がってくる音がした。


「これは……棒…………?」


 俺が手に持ったのは鉄の棒だった。


「よし……これで!!!」


 俺が鉄の棒を振りかざした瞬間………………


「甘いな。それでは凶悪なやつにも立ち向かえんぞ!」


「え」


 腕で鉄の棒を抑え、反対の拳を俺の腹にねり込む様に攻撃する。


「さすがに痛いぞ………………」


「ふん。鉄の棒、一本で俺に勝てるとでも思ったか…………まぁいい、お前の実力は分かった。気合いだけはあるようだな」


 男はそう言い放ち、親密そうな顔で俺に話しかけてきた。


「その気合いを見込んで、我が国を救ってくれ……」



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