第1話 異世界転移らしいです!
どうも!竹飛車トム太郎です!
今回はちょっと短めです。
俺、佐藤大地はワクワクとともに興奮していた。
これから俺たちは東の国、西の国、中央国、どこに行くかはわからないが、転移……まぁ、言ったら瞬間移動みたいなものかな、それで行くらしい
でさ!! それでさ!! アクアが
「転移するには密着しないといけないのです!」
って言ってくっついてくるんだぜ!? くっついてくるからさ、アクアのあの豊満なOppaiが!!
よし、落ち着け、落ち着け、俺
そんな事を考えてる内にすでに『転移』は終わったらしい
「着いましたよ!」
さぁ、俺達が来た国はどこだろう……
見渡すと目に入ってきたのは多くの木ばかり
「……ここどこ?」
そう俺は呟いた
「ここは『中央国オースランス』ですよ」
ここが中央国?
「ここが? けど何も無いぞ」
「街まで行ってもよかったのですが、いきなり現れると街の方も驚くかと思いまして。」
ああ、それもそうか
「それより、街に向かいましょう」
「そうだな、街に行こう」
それから数十分ぐらい歩いただろうか、目の前に待ちが見えてきた。
「やっと着いたァアアアア!」
疲れた、生前は運動とかしてなかったからなぁ……
「さて、これからどうしようか?……」
とりあえず宿探しか……
「あ、先に行っておきますが、こちらの世界のお金等は一切ございませんよ?」
…………え? 今なんっつた?金が無い……うん、聞き間違いに違いない、はっはは、久しぶりに運動した疲れで幻聴が聞こえたに違いない!
「なぁ、もう1回言っ「こちらのお金は一切持ち合わせておりません」──はぁあああああ!?」
幻聴じゃなかったぁあああああ!!! 何やってんだこの駄女神ぃいいい
「どうすんだよ!? これから!!」
駄女神こと、アクアは悪びれもせずにっこりとした表情のまま
「働きましょう! 貴方がぶっ倒れるまで♡」
何言ってんだ、このサディスト女神ぃいいいい!やだよ!もう動きたくない! よし、面と向かって言おう
「……働きたくないでごさるぅうううう!!」
とこう言った瞬間SM様はニッコリとした表情から険悪な顔になり
「あ? さっさと働けや、醜い豚がァ! おめぇ、転移する時さりげなく私の胸を肘に当ててただろ? 気づいてないと思ってたのか? あぁん!?」
こ、怖ぇええええ!!
「は、働かさせていただきます!!!!」
この日から俺はこの女神に異論しないと、心の奥に深く、深く誓ったのだった……
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ここは暗闇の中……闇の中にひとつの光が灯された。
光が灯された大きなディスプレイには2人の男女の姿が映し出されていた
「……奴らはどこの国へ行った?」
ディスプレイの前でカチャカチャと知恵の輪を弄りながら地べたへと座っていた者が、後ろの者へと話しかける。
「『中央国オースランド』です。 主様」
問われた質問に対し、丁寧に答え、手に持っていた手帳に何かを書き込む
「ほう、オースランドか、あそこは比較的、平和な国であったな……安心じゃな」
そういい、笑みを浮かべる。
「あぁ、彼奴は何時になったら我に会いに来てくれるのか、何時になったら我を救い出してくれるのだ……我は、我はいつまでも待っておるぞ……ダーリン」
そしてまた知恵の輪を弄り出す
「では私はこれで失礼致します」
後ろに立っていた者はそう言い、その部屋から出て、自室へ戻る。
「はぁ……」
自室に戻り、窓を眺めため息を吐いた。
「貴方様は何時来て下さるのですか……早く、早く私たちを助け出してください。 そしてあの日の約束を……」
涙を浮かべ懐からひとつのカードを取り出した。
カードには
『うまれかわってもいつでもこの4人はともにいることをちかう!
だいち あくあ さくや なき』
と書かれていた。
「貴方は幸せな方ですよ……愛海様から愛され……主様からも愛され……」
窓から見える月を見上げながらこう呟いた
「約束……必ず守ってくださいね……私の愛しの大地。
あなたが忘れても私達は忘れません、貴方が逃げても私達は地の果てまで、地獄の果まで追いかけますよ、…………佐藤大地」
遅れてしまって申し訳ないですぅ!m(_ _)m
いや、もうリアルが忙しくて忙しくて……って言い訳になりますね……これからは更新送れないよう気をつけます!byトム太郎
大地「更新が遅れるだなんてほんっと、最低だね」
アクア「ほんとほんと、最低よね! じゃあ罰として私にこき使われなさい! ついでに大地も!!」
トム&大地「それだけはご勘弁をぉおおおおおお!!!!」
次回もお楽しみください♪