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柴田盟の気まぐれポエム集  作者: 柴田盟
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意地悪な視線の裏に


 仕事中、意地悪な視線を向けられ、いつも心に嫌な思いが募って自分が壊れそうだった。


 何であんな目で見るのだろう。


 私はあなたに何をしたの?


 何も心当たりなんて何もない。


 誰かに相談したけれども、「そんな事を気にしないの」と言われるのが落ちで誰に相談したって無駄だと観念する。


 じゃあ、そんな視線で私を見ればいいじゃない。


 そんな相手に報復をしたいと思うが、私はそんな勇気もなく、仮に出来たとしても、相手にいびられるだけ。


 毎日そんな視線を向けられる。


 もういい加減にして欲しい。


 心が疲弊してきた。


 そしていつしか私の中で限界が来て、意地悪な視線を向ける相手に「何?」と聞くと、相手は目を反らして何も言わなかった。


 次の日、その意地悪な視線を向けてくる相手に、手紙を貰った。


 帰って恐る恐る見てみると、内容的には私に気があるからだった。


 余計な事だと思ってが、その手紙をとりあえず大切に保管して、その相手の気持ちだけ受け取って、ちょっと嬉しかった。


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