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涙を拭いて立ち上がれ
夢の行き先に必ずと言って良いほど、悲しみの涙に目の前が立ちふさがる時がある。
心が濡れた状態では何に対しても億劫になり、自分自身を見失う。
その時は少し立ち止まって、思い切り涙を流して、それから立ち上がり、真っ白な紙に書いた夢への地図を描く続きを始めれば良い。
誰にでも明日は必ずやってくる。
そして朝目覚めて太陽の光を浴びれば、悲しみの涙は少しずついえていき、また描きかけの地図を頼りに進む意欲がわいてくるだろう。
夢への道のりは果てしなく険しいが、その道のりを焦らずにゆっくりと一歩ずつ歩む事が最前の方法だと言っても過言じゃない。
でも嫉妬や欲望に満ちた陰湿な人間に心を思い切りおられたが、それでも涙を拭いて立ち上がり、また歩んでいく。
癒えない心の傷を背負いながら私は今日も明日も行く。
さあ、涙を拭いて立ち上がれ。




