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悲しみを潜り抜けよう
誰もが悲しい気持ちなんかになりたくない。
悲しみに遭遇する度に、死に行く気持ちになる。
悲しい気持ちに翻弄されている時は、心が疲弊している。
悲しい気持ちの時は、明日さえ見えなくなる。
まるで真っ暗な出口のないトンネルを永遠と歩いている気さえしてくる。
言いたい事も言えず、希望は打ちひしがれ、目の前が真っ暗になる。
でも私は知っている。
その真っ暗な暗闇の向こうには、幸せに満ちた世界が待ち受けていることを。
だからちょっと無理してでも、そのトンネルの向こう側の光の世界へと歩み行こう。
トンネルを抜けた時に、幸せな気持ちと同時に、少し強くなっている自分がそこにいる。
悲しみのトンネルを抜けた時の事を振り返ると、なぜだろう?美しいラナンキュラスを見ているかのように、心が清らかな気持ちになり、すべてを否定していた事がバカみたいに思えてくる。
そして私はさらなる道へと続く、明日へと歩み行くのだ。
どんな困難に立たされても、明日は必ずやってくる。
だから恐れる物など何もないのかもしれない。




