さよなら
幼い頃、君と出会って、遊んで、泣いて、色々な事を学んで楽しかったよ。
でもお互いの事を知りすぎた私と君は、お別れをしなければならない。
それは君のためでもあり、私の為でもあるから。
寂しいよ。切ないよ。
でも私は私の道を行くために、君とはお別れをしなければいけない。
でないと私はこの先に進めない。
お互いの人生の分岐点に立ち、君も我が道を行き、どうかお体にはお気をつけて過ごしてください。
そして君のとの思い出も深い心の底にしまって、私は行くんだ。
果てしなく続く線路のような長いレールのような人生の旅路に。
その先にまた新たな出会いがあるだろう。
嬉しい出会い、悲しい出会い、嫌な出会い。
私は人とはあまり馴染むのが苦手で、嬉しい出会いであっても、それは避けて通りたいが、必ず、この先をずっと進んでいけば、必然的に何かしらの出会いは訪れるだろう。
いや出会わなければ行けないのかもしれない。
人は一人では生きていけないし、立ち上がる事も出来ないのだから。
その先の見えない未来の次の扉を私は開かなくてはいけない。
永遠の幸せになるために、自由という名の翼を広げて、進むしかない。
止まる事のない時に乗って私は・・・。




