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私の生き甲斐
何のために私は生きているのだろう?残酷な現実の中。何のために私は小説を書くのは一人でもいいから、私の小説を読んで楽しんで貰えることにある。
誰かのためではない小説家に私はなれない可能性の方が大きいが、それでも少なからずに私の小説を読んでくれている人がいる。
この旅路で何度も筆を折ろうとしたこともあった。でも私の小説を読んで楽しんで貰える人は少なからずにいるんだ。
会社から帰って疲れた体で小説を書くのはかなり辛いことだが正直楽しい。
それが私の生き甲斐なのだから。たとえ全て失っても小説を書く、書き続ける。そしていつかたくさんの人に小説を読んで貰えることに夢見て。




