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柴田盟の気まぐれポエム集  作者: 柴田盟
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嫌われる強さ



 世の中、すべてが分かりあえる事は決してない。


 人間社会には気に入った人、嫌いな人、それらは確実に存在する。


 それに心から気に入る人なんて、本当に滅多といない。


 でも心から気に入らない人は本当に星の数ほど存在する。


 本当に心から好きな人は、お互いに礼儀をわきまえ、時として居酒屋などで本音を語りたいと思っている。


 私は嫌いな人にも嫌われたくない思いが募り、とにかく嫌われないようにと笑顔を取り繕って接してきた。

 しかし、そうしている内に、心が疲弊してきて、何も出来なくなり、それでも無理をして躍起になると、すべてが敵に見えてきてしまった。

 それは心から大好きな人でさえも敵と見なしてしまっていた。

 そして私は何も出来なくなり、会社を辞めてしまった事もあった。

 仕事での一番の弊害は私にとって人間関係だった。


 そしてその解決策は良い人をやめることだった。


 嫌われるのにもかなりのエネルギーが要するが、距離をとって接していれば自然と私の心から離れていく。


 私が心からこの人なら私の気持ちをさらけ出せる人は、この世に一人しかいない。


 でも一人入ればいい。


 困った時に相談して、様々なアドバイスをくれたり、とにかく無理強いはしたりしない。


 私はたくさんの友を持って、自分はそんな人達に慕われ、頼られていると愉悦に浸っている人ほど、蓋を開ければ、みんなに嫌がられていると言う人を何人も見てきた。

 最悪な事にその人はその事に気が付いておらず、自分は良い人だと愉悦に浸っているのだ。

 私はそういう面倒くさい人は嫌いだし、以前私もそんな自分であった。

 いや誰にでもそういった気持ちはある。


 とにかく話を戻すけれども、嫌われる強さを持ち、よりよい人生にしたいね。


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