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ときめきを探して
憂鬱な時間に押しつぶされそうな私は町を彷徨っていた。
ただ何もなくただ歩いていた。
そこで私はあるものを目にしたのだ。
燃えるようなときめきに出会い小説家の夢を見るようになった。
小説何て見たことも読もうとしたことがないのに私はひたすらシャープペンシルで文字を綴っていた。
この物語を一人の人でも良いから読んでもらいたい。
私の気持ちをふんだんに盛り込んだ物語を書きたい。
それが始まりだった。
もし読者の中で夢を持ちたいならどこでも良いから町でも自然でも夜空の星でも見上げていれば何かが生まれて来るはず。




