165/257
決して諦めない。
私はどんなことを言われても物語を書く事をやめはしない。
私が物語を書く事は生きる事の礎になっている。
だから私は諦めたくはない。
私が物語を書き始めたのは絶望に貧した私は不躾に文字を綴り、いつしかそれが元で物語を書くことになっていた。
侮蔑されても良い、私に僅かな可能性を感じて小説家になろうとする私が心の中に存在している。
物語を書く事は私が私であり続ける事だ。
だから決して諦めたりはしない。
誰かの為ではなく自分自身の為に。
そしてその思いが誰かの物となって行くと信じている。




