誰かの為に生きる
人は一人では生きていけない。
独りぼっちを気取って主張しているほど、蓋を開ければ支えてくれている人がたくさんいる。
本当の独りぼっちって、本当に怖い。
本当に誰も周りに友達も親もいなくなったら、自分を見失い、この殺伐とした現実の冷たい激しい風にさらされ、何も出来なくなるだろう。
仮に友も親もいなくなり、孤独になってしまったら、それでも私は誰かの為に生きたい。そして幸せになりたい。
誰でも良いと思う。困っている人の力になり、その人の為に生きられれば、自ずと幸せになれる。
足が不自由な人の足になり、その人の足になって上げても良い。
目の見えない人も目になって上げても良い。
誰かの為に生きられる程の幸せはない。
だって人は一人で生きていけないから。
孤独になりたいと思っている人は、本当の孤独の恐ろしさを知らない、愚か者。
そう言う人は、本来幸せなのに、何か、『しなければならない、そうすべきだ』と言う言葉にとらわれて自分を見失い、大切な物をみようとしないのだ。
その人がその事に気づくかどうかに、幸福の扉は開かれる。
現に私もそのような愚か者だった。
そして傷ついて、その事に気がついた。
私は最高にラッキーな人間だと思っている。




