邪精霊樹の森戦 そして空気毒
2投稿目ですー!
やあ諸君私は今王都から少し離れた邪精霊樹の森に来ています!
前方をご覧ください!禍々しい紫の木と醜いとしか言いようの無い魔物の群れ!どうするんだよ!こんなの状況悪すぎでしょうが!キリルさんは用事で帰るさ!ほんとにもう!
話の始まりは7時間前。朝9時からである
〜〜朝9時〜〜
「おはようルイくん」
そんなマナの一言で目が覚めた、近頃マナは怖い夢を見たと言いながら俺のベッドへ来ることが多い
え?いや、年齢考えてね!間違いは怒ってないからさ!
で、そんなわけでマナが隣にいる朝を迎えた
「おはようマナ、今日はキリルさんと魔物狩りに行くから今日は遊べないんだ」
「うーん、わかった!明日は生徒会の後話したいことがあるから期待しててねー!」
おっと、明日が楽しみだよ。
て!そんなこと考えてる場合じゃ無い!待ち合わせまで時間ないんだった!
俺はダッシュで着替えキリルさんの家に向かうとロアとキリルさんが待っていた
「おはよう。ルイシュ君じゃあ行こうか」
「遅いよー!もう!早く行こ!」
ピクニック気分かい!?とはいえまあ流石に鬼畜なキリルさんでもまさか邪精霊樹の森とかにはいかないだろう
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邪精霊樹の森とは…
世界で4つ目に攻略が難しく魔物も強い森。
王都が近くにあるためほかの森と違い町への被害等は少ないがその分血に飢えており
なぜかはわかっていないが亜種も出現しやすい
主な魔物は幽霊系の魔物ランタニアや名の通り邪精霊が現れる
名前の由来は単純にこの森の中心部にある邪精霊樹である
邪精霊樹は知能があり話すことも可能で昔は知らない人のいない精霊が捕らえられ命を落としかけた時この森の大樹と融合したとされている
過去の事柄から邪精霊樹は人を恨んでおり入れば命の保証はされない場所
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そんな所に行けばキリルさんはともかく俺たちは単純な力では生き延びれないだろう
そんな考えを抱きながら歩いて着いたと言われたのは嫌な予想通り樹精霊樹の森だった
「し、師匠、流石にこの森は早くないですかね?」
「そんなことないさ、このくらいは突破してもらわなきゃねー」
そんなえげつない事を言いながらも俺の腕を引き森の奥へと進んで…いっやぁー!!!あ、あれほあかんやつや!アイドオーガは!Aランク指定の魔物だぞ!?
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魔物のランクとは…
この世界では魔物にランク付けがされている。
それはそれは冒険者に「知らなかったから」を理由に強い敵と戦い死んでほしくないから
そしてもう一つは大まかな基準になっている
ランクはFからSSSまでおりS以上は国への報告が義務付けられるような強さをもっている
とは言えその下のAランクでも相当な強さで腕に覚えのある人が数人で倒すレベルがほとんどである
このランク付けはあくまで"単体として"であり複数集まって強さを発揮するものは別途で考えられることが多いの
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アイドオーガ、アイス系とサンド系つまり氷と砂を魔法で操るオーガである
亜種ではないがかなりの強さで砂により視界を遮り氷でとどめを刺す等
普通のオーガよりも知能が高く危険なのだ。
それが!目の前に現れるだけでもちびりそうなのにそれをキリルさんは。いや、師匠は一振りでオーガの体を分断したのだ
いや、常識離れし過ぎだろ!こうサクッと刺身を日本刀で切るかのようにスッパリ切っていた
それから数時間たちキリルさんは「用事で帰るから2人で帰っておいで」などと言いだし本当において帰られた
幸い昼食は食べていたのでお腹は空かないが危険なので魔物を避けながら帰るとにした
しかし…
「まさか迷った挙句スタンウッドの群れに会うとか運悪すぎだろ!ロア!大丈夫か?」
スタンウッドは単体でもBランク群れならそれ以上と言われる危険な魔物である
そんなのに出会うとか…
「え、えぇなんとか魔法で抑えてるわよっ」
ここで冒頭に戻るわけだ。危ないがあれをやるしかないだろう
「ロアさん!できるかぎり離れて!秘策があるから」
そういうとロアは離れてくれた。
そして俺は全身に力を込めトラウマに近いあの力を使った
そう、毒の力である。今となってはかなり制御出来るし最近空気毒も使えるようになった。
空気毒。その名の通り空気に毒を染み込ませて相手の器官から毒で犯して殺すことができる
これを使いスタンウッドを内部から破壊して行くと相性が良かったらしくすぐにスタンウッドは倒れた
こうしてスタンウッドとの戦いは終わったわけだがロアさんには毒の力について話している
とはいえここまでの強さを発揮したのは予想外だった。Bランクの魔物を一瞬にして十数匹倒したのだ、これはかなりの強さである
と、そんな事はどっちでもいい!
キリルさんめ!今日は流石に酷すぎる!ロアさんと2人でぎゃふんと言わしてやるぞ!
もう!それからは時に何もなく王都へ着いた
その夜キリルの「君たちを信じたんだよ!?」という叫びと
「嘘をつくなー!」というロアとルイシュの叫びが街に響き渡り街の人に迷惑をかけたのだがそれはまた別のお話。
さあ!これで
「え?あークリスマス?小説書いてたわw」という言い訳ができるようになりました!w
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