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キリルの過去とルイシュの決断

1週間も空いてしまい申し訳ありません。


言い訳をさせてもらうと ここ何話かに出てきてる副長。キリルさんはもっと後に出てきてすぐに退場いただく予定が

かっこいいな!といういかれた理由で作者が早くに出し重要なポジションにあてたため


この先のある程度予測していた展開が崩れたんです…


それを考えてどう主人公を強くするか。ヒロインを出すかをある程度考えるのに時間がかかってしまいました


大変申し訳ありませんでした

あれからひと月経った。


この一ヶ月間に起こったことを纏めようかな!?

いやさ、色々あったのさ、いろいろ。


まずはキリルさんとの修行だね。厳しかったよ。うん。いや、本当に。死ぬかと思ったけど、強くなったのは実感できる。


これは明後日魔物を狩りに行くからその時にってことで…


進展としては1番大きかったのがマナが以前のように来るようになったのだ!


学園が始まり女子で集まることが多くなってマナと話すことが減ってたんだけど落ち着いて来たしって事でよく話をするんだけど


…ロアとばったり会ったことがあってさ。なんでかわからないけど仲は良さげではなかった。


そのロアとはキリルさんに会いに行くといつも会うので以前より仲良くなった!


それくらいである。で、今俺は図書館にいるのだが最近困っていることがあるのだ


「…お姉さんは僕と来るべきだ!司書なんてしてないでお嫁に来てくれないか!?」


「図書館ではお静かにして下さい。それとお引き取り下さい。」


わかるだろうか。身なりがよさげな男が司書さんをしつこく誘いに来ているのだ。

うるさいし迷惑なのだがね…


それだけならいいのだが断られると俺に絡んでくるの。


「おい!お前!ミーシャとどういう関係なんだ!!」


「司書と図書館利用者ですけど?」


そうそう、最近知ったのだが司書さんはミーシャさんと言うらしい


「嘘を言うな!1年のくせに!色ボケしてるんじゃねー!」


「はぁ?何をおっしゃっているのかわかりませんが?」


「だ!黙れ!俺はハリラガルト家長男ハリラガルト G エスリアだぞ!」


「?誰ですか?」


「な、お前は子爵家であるハリラガルトを知らないのか!?」


「知ってますよ?常識でしょ?あなたみたいな常識の無い人には難しいかな?」


「喧嘩売ってんのか!お前!」


はい。売ってますね。そろそろうざいんですよねー

ここのとこ毎日だし


「あーはいはい悪うございました」


「謝っても許さんからな!今日はもう帰る!」


そういって子爵家のご長男さん(笑)は帰っていった


「ルイシュくん。ありがとうございます、毎日困ってたんですよ…

でも相手は仮にも子爵家ですけど大丈夫なんですか??」


「あー、その辺は大丈夫なのでご心配なくうちの家は公爵家ですし。」


「え!?そうだったんですか!?ほ、ほんとかい?」


驚いた顔は普段と違って可愛いな〜と思ったが言わないよ?

それと、俺の家とマナの家は公爵家である。だなら子爵家ならの重圧なんて全く関係ない


本当は公爵家の息子だと思われると勧誘とか多いから言いたく無いが仕方ない。

司書さんは信用してるしさ


「ええ、なので大丈夫です」


「あ、ありがとうございます。」


「いえいえ、では」


俺は本を読みだした。学園に来てからひと月とちょっとしか経っていないが半分くらいの本は読めた


のだが、新たな事実が判明した。王族のみが入れる地下の特別書庫なるものがあるのだ。行きたいけど行けない。辛すぎよね?のちのち何とかして入らねば


そうして俺は1日を過ごす。今日はキリルさんが用事でいないので図書館暮らしになった


昨日は修行したけどさ厳しくなってきてるんだよ


最近じゃ回復魔法使いの凄い人連れてきて本当に斬られたりしたんだ。


その最中聞いたら教えてくれたけど


「僕は昔1人だった。戦争孤児って奴だね。母は敵国の兵士に殺され父は戦場から帰らなかった。

そんななかで僕は力を手に入れてしまったんや。

それからずっと剣を振り魔法を鍛えた。そんな生活が続いた5年目かな?今思えば運命的な出会いをした。

その時出会ったのが今の僕の上司にあたる隊長のラナスカ シュアル。そしてその奥さんだったラナスカ メアリの2人だった。

2人は優しくしてくれてすぐに僕は懐いた。それから2年くらい一緒に過ごした

そんな時やった隊長が出張で1週間家を空けられた。

だからその時僕とメアリさんしかいない状況になった。その時隊長に恨みがあるらしい盗賊集団が襲ってきた。その時僕は傲慢になってた…

油断しているうちに肩を斬られて使えなくなって捕まった。

メアリさんはあまり体の強い人じゃなくすぐに捕まった。

そのあと僕は縛られて牢屋に入れられて放置。メアリさんは…女性としての威厳をボロボロにされて散々そう言うことをされて捕まってから3日後には自害した。

そうして4日がたち隊長が来た頃僕は傷だらけで牢屋にいてメアリさんは裸で舌を噛んで亡くなっていた…

隊長は見た事無いほど怒っていた。盗賊は全員一瞬で身体が真っ二つになり死んでいた。僕が注意していれば油断しなければメアリさんは死ぬことも無かったし温厚な隊長があんなことになる事も無かった。

だから君達には才能に驕らず油断しないようにして欲しいんだよ」


と言っていた。壮絶すぎて聞いた時は言葉が出なかった。ロアも初めて聞いたらしく絶句していた


その言葉を聞いてわかった。この人、キリルさんはきっと今でも悔やんでいるんだろう

自分のせいだと。その思いがあるから人との付き合いを好まないのだろう


キリルさんはこんなにかっこいいのに付き合ったこともなければ結婚も考えていないらしい。


それを聞いて俺は思った。この人でさえまだ強くなろうとしているのに自分が遊んだりすることはできないと。


それをキリルさんとロアに打ち明けるとキリルさんは複雑そうな表情をしていた

そして、ロアは…


「そんな思いを…でも、私はあなたが好きだから諦めないわ。

落としてあげるから待ってなさい」


とかっこいいことを言ってくれた。

そしていらないことを吹き込んだとしてキリルさんをロアが怒っていたのは見なかったことにした。


そうしてキリルさんの過去の話をしたのが実は4日前でいまでも鮮明に覚えている。



そして、ロアにさらっと好きと言われたのもかなり覚えている!!


え?なんの本を読んだのか?この国の歴史と戦争についてだな。


キリルさんの話を聞いて気になって調べたがこの国は少なくともここ100年は戦争が起こっていない


そして起こっていたのは遥か西の国フィルコルドという国とその隣国シスミアルという国の戦争だけだった


つまりキリルさんはそのどちらかの国出身らしいのだが

両国とも詳細は掴めなかった。理由はどちらの国もここ数年のうちに滅んでいるからだ。


こればっかりは現地に行くしか無いので当分難しいだろう。


そしてこの国についてわかったのだがこの国で王族は地位は最高だが皇帝のように完全なる支配ではなく

助け合っていこうね!的な感じらしい。


そのため王族は人気があり近頃次男である第二王子がどこかの学校へ編入するらしく相当話題になっていた。


そして、生徒会への招待を受けました。はい。


うちの学校は実力主義で年よりも強さや賢さを重視している。

理由は簡単。無能な年上が有能な年下を押さえつけるという

国にとっての大きな無駄を省くためである。


その結果俺はキリルさんのおかげで強くなっていたのでかなり高評価

からの生徒会に来ないか?というお誘いだった。


同時にマナも招待されており一緒に入ることにした。


そして、明日から生徒会活動がはじまる!!

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できるかぎり投稿頻度を上げていきたいと思っております

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