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ミル騒動

不定期更新になってごめんなさい!


時間が空いて書けるときに書いているので少しの間は不定期になりますが宜しくお願いします

おはよう!

明日からは本格的な授業で楽しみで8時間しか眠れなかったよ!

え?8時間でも多い?気にするな。


そして、俺は今日も図書館に行くのだ!


「おはようございます。」


「はい。おはようございます、昨日も来られていましたが本がお好きなのですか?」


「は、はい!小さい頃から!」


「それなら、ここは色々な本があるので楽しいでしょうね

あ、でも目が疲れないよう程々に読んだ方がいいですよ」


は、話しかけられるとは。つい声が大きくなったじゃないか。


「わかりました、そうします!」


それから俺は1時間読んで10分休憩してを6セット繰り返して

三冊の本を読んだ。


1つ目は『聖者の奇跡』という本。これはかつて聖者と呼ばれた男の伝記である。


小さな頃から聖魔法を完璧に使いこなせた男が聖者に任命され神殿に行くとそこでは不治の病にかかった少女がいて

それを、男が何とかして治そうとする話だ。


結局男は治す方法を見つけるが遅く少女は死んでしまっており男は悲しみに暮れる

そして、その一週間後男は助けられなかった事を悔やみ自殺してしまう


だが、冥界で柱となっていない暗黒神ウェリアリルと出会い

男の意思を奪い人形として自分の近くに置く代わりに少女を助けてやるという契約をかわして2人で生き返る


そして亡くなっていた少女を蘇らせ光となって男は消えてしまう。

そうして男は少女を助け暗黒神の物となってしまうが男は少女を自分の命と引き換えに助け

蘇らせるという奇跡を起こした。

その記録を本人が日記として残しておりそれを親族が伝記として書き記したものだった



聖者はきっと優しい人だったのだろう。自分は知らない人のため命を差し出すなんてきっとできない。

俺はそんな感想を抱いた。



そして、2つ目『虫系魔物の図鑑』だ!


あーっとこれは飛ばすね?

特に重要な事も無く


ミリオンアントはキングアントと呼ばれる他のような黒い体ではなく赤い体のものを倒すと陣形が崩れ倒しやすくなる


などの弱点を記しただけだった。



そして3つ目『転送魔法及び転移魔法の解明』という本だった


この作者は転移、転送とは日本でいうワープゲートのようなものを時空の狭間につなぎそこを通して行きたい場所へ反対側をつなぐ。


そこを一瞬にして通るというのが転移、転送魔法の答えだと考えたらしい


たしかにそれだとその場所から消える事については納得がいくが速さの点では話が合わない。


このあたりは自分で調べるしかないだろう


と、この三冊を読んだが1冊目が1番良かったな。ちなみに1冊目は司書さんが勧めてくれた本なのだが深い内容でとても面白かった。


図書館を出る頃には14時過ぎでお腹が空いた!

そして、ルイシュは食堂へ行った。


「すいませーん!ソードシェルフライ定食1つ下さい!」


「はいよ!そこで待ってな」


食堂のおばちゃんは今日も元気だな。

あ、ソードシェルってのは殻が鉄で出来ておりその見た目が剣に見える貝

ということでソードシェルらしい。見た目とは裏腹に身は柔らかくとても美味しいのだ


昔から母さんが作ってくれたのを覚えてるよ。あの時もおいしかったな、


感傷に浸っているとおばちゃんが声をかけてきた


「はい!おまち!ソードシェルフライ定食だよ!」


「ありがとう!」


ちなみに、給食は学生なら無料なのだ!どれだけ食べても!


食べ終わって部屋に戻るとミルとクレアは部屋におらずメリアだけがまだ眠っていた


え?こいつ寝過ぎじゃね?たしか、昨日の夜はメリア10時には寝たはずだぞ

計算すると17時間!?寝過ぎだよ!完全に!し、死んでないよな。あ、寝返り打った。生きてるわ


あー、でも起こすか今日の夜寝れないとキツイだろうし


「メリアーそろそろ起きろよー昼過ぎてるぞー」


「うーん、あと5分。それか蹴りつけてぇ」


うん。起こすのやめ。とんだ変態だわ。

寝言でまでドMとはレベル高いわー


それから俺は起こさずに部屋でだらけていた

そして、メリアが起きたのは結局3時半頃だった。


合計17時間半!いやー、コアラか!?ほんとにこいつといると飽きないわー


それから、1時間ほどでクレアは帰ってきた。男子共用の風呂に入ってきたらしくキレイだったが朝から剣を振っていたらしい


「ただいま。ルイ、メリア!剣に夢中で時間見てなかったぜ!」


メリアは寝過ぎですごいが、こいつは剣の振り過ぎですごいわ。


「お疲れ様クレアほんとに剣が好きだな!」


笑いながら俺がいうとクレアは勿論だ!と言ってきた


それから3人で話をしていると夕食の時間になったので食堂へ行った


ミルはどこへ行ったのやら見つからないがもうじき帰ってくるだろという事で食べ始めた




夕食が終わり10時になってもミルは帰って来ず流石に焦り始めた俺たちはミルを探して校舎を回ったが見つからなかった。


とりあえず、俺たちはエミリー先生に言うと先生達も探してくれたがそれでも見つからず


本当に誘拐されたのでは?と思い出した時だった


「きゃー!!!!」


女子寮の方から悲鳴が聞こえたが俺たちは男なので男子禁制の女子寮にはいけず前で待っていると


フラフラになったミルが剣術指導の筋肉マッチョ、ライセア先生に抱えられて出てきた


事の次第は魔法研究で疲れ果ててフラフラで寮に戻ると誰もおらず304号室(俺たちの部屋も男子寮の304)の前で眠っていたらしい


そう、勘違いで女子寮に入っていたのだ

それも運悪く女子が風呂に入っているときに。


その後ミルは先生に怒られて女子達から怒られて酷い有様だった

ちゃんと男子寮の部屋に戻るとミルはすぐに眠ってしまった


それから俺とクレア、メリアも探し疲れて眠ってしまった


あー、先生たち大変だろうなぁ

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