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極彩は踊る  作者: ごろー
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2/14

国際



○国際


*帝国サルタイアー

湾の南の平野、高原に跨って位置する。高所は比較的冷涼、低地は比較的温暖。元々肥沃な土壌の為、高原では果物や麦、低地では米や野菜、花き、茶作りがさかん。


国の紋章は、王の盾(エスカッシャン)を表す盾の中に描かれた、4つの身分を表す×印(サルタイアー)と魔帝を表す中心の獅子

つまり国民は魔帝によって支配され、エスカッシャンによって護られるという意


王都シェブロン

政治、文化、商業の中心地。王城を真南(太陽)にし、フェス川の東に邸宅地、西に商業区が広がる。フェス川から離れれば離れるほど身分の低い者の住む地区になる


次期魔帝フェデリカ


王の盾(エスカッシャン)

(近衛部隊兼政治の中枢)

・隊長《魔帝の狗》サルヴァトーレ

政治部(インエスカッシャン)

・副帝 空席

・宰相 ハインリヒ=レオポルド・ヴェア

・内務 ヴィルヘルム・ローレンツ

・外務 レニアス・アーミン

・財務 リュドヴィーク・ダバディー

・神事 アンドレーア・イウラート

・軍事 ロルフ・クライン


皇族『金の身分(オーア)


貴族『銀の身分(アージェント)

大公ヴェア家

公爵アーミン家

侯爵トレッシャー家、フローンチ家

辺境伯ボーデュア家、ロズンジ家、レイブル家

伯爵

副伯

男爵


騎士『黒の身分(セーブル)


市民『緑の身分(ヴァート)

(聖職者『紫の身分(パーピュア)』もヴァートに含まれ、またセーブルとパーピュア、ヴァートとの身分的優遇差は無い)


魔帝とエスカッシャンが政治の指導権を握る


皇族貴族は官僚を務める


年に一度、花月に三部会(アージェント、セーブル、ヴァートの身分別の代表者会議、オーアのみ参加不可)が開かれ、国政への要望やエスカッシャンの人事について話し合われる


魔帝

所謂女神より祝福されし者。膨大な魔力を持ち、其の力によって民を支配する、絶対的な存在


エスカッシャン

所謂女神より認められし者。


慣例で政治職はオーア1人、アージェント、ヴァート、セーブル2人ずつで構成される。オーアは魔帝が指名、アージェント、セーブル、ヴァートは三部会で推薦されて決まる


また、必ず副帝はオーア、宰相はアージェント、財務卿、神事卿はヴァート(パーピュア)、軍事卿はセーブルから選ばれる。これは、政治関連の仕事を、その道に秀でた身分の人材にやらせる為。年に一度、人事の見直しが行われている


近衛部隊はセーブル、ヴァートの傭兵から魔帝が直接選ぶ。何人でも良い。隊長、副隊長は実力で決められる


また、近衛部隊の隊長がエスカッシャンの長を勤める(皇族、貴族への権力集中を防ぐ為)。人呼んで魔帝の狗


*教国ラウンデル

湾内部の半島に位置する。気候は比較的温暖だが雨が少ない為、特産品はオリーブ、葡萄、檸檬など乾燥に強いものに限られる。聖都はラウンデル。


国家元首は教皇。世襲制ではないが、教皇に任期はない。教皇にはド・リス名が与えられる。今の教皇の名は、ジャン=ジャック・ド・リス


また、別に聖女がおり、絶大なる魔力を持する


『ド・リスの名を賜る者は、聖女(アイリス)を妻に娶る』


教皇

枢機卿10名

教民(全員聖職者)

国自体の人口は少ないが、共和国を含めると百合派自体の人口は獅子派に次いで多い


*王国ベンドレッド

湾の西側にある島と、陸の海沿岸の一部に位置する。比較的温暖で、一年中雨が多い。そのため、牧草が育ちやすく、牧羊が盛ん。然し曇りがちな気候の為、余り農作物の種類は多くない。王都はディミニュティブ。


現在シニスター朝アルフレッド2世が治める。国王は世襲制。女性の即位は認められない為、次期国王は不在。とは言っても、王は19歳。


占い以外の魔術を一切否定する。然し、軍には魔術師で構成された魔術師対策部隊が存在する(ことは公然の秘密)。


貴族、皇族

聖職者

臣民

臣民と其れ以上で身分的優遇差が大きい(納税の義務の有無等)



*共和国ティンクチャー


湾北岸に位置し、他のクレスト教圏3国全てと国境を接する。西部は温暖な為農業が盛んだが、東部は山がちで冷涼な為、酪農が多い。チーズを特産品としている。首都はペトラ・サンクタ。


クレスト教圏ではあるが、特定の宗派に別れてはおらず、各国の国境付近の地域にその国の宗派が信仰されていることが多い。また、東部の山間部には一部邪神派やアッシャムス教信者がいる。


国を4つの地域に分け其処から代表を選出し、彼らの話し合いによって国が運営されている。


基本理念は、国民総市民。しかし、財力による待遇差が残る。



*地の民


遊牧をして生きる内陸の民の総称。様々な部族があり、独特の文化形態を持つ。また、殆どの民が魔術を使うことができる。クレスト4カ国にとって最大の脅威であり、その為特に教国ラウンデルでは彼らを『邪神インドラの使者』として忌避する傾向がある。


殆どの部族がアッシャムス教を信仰している。昔はクレスト教を信仰する部族もあったらしい。



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