表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

30/119

見学終了

 俺はとりあえず父より騎士見習いとして騎士団に入団するように言われ、メイルに推薦状を渡してそれを騎士団の面々に見せると、正式に騎士団への入団が決まり、初日という事で騎士団の訓練の様子を見学する事になる。


 今までの訓練より激しい訓練をみんなしており、俺もこの中に入るのかと思うと少し身震いがしてきたな。


 そんな中メイルも立ち上がり俺に声をかける。


「ではジュン様、私も訓練をしますので、そこでご覧になってください」

「そういえばメイルはいつも俺の指導に時間を使ってくれるからあんまり自分の訓練はしていないんだっけ、大丈夫か?」

「ご心配なく、わずかな時間も活用して鍛錬はしていますので、それに今後はジュン様を見ながらでも自分の訓練ができますので」


 そう言って見えるはまずは木剣を騎士から受け取り、その剣で素振りを始めるかと思いきや、型の練習を始めた。


 さすがだなメイルはガーゴイルには苦戦していたが、やっぱり騎士団長を務めるだけあって見事な剣さばきだ。


「さあ、誰か私の実戦訓練に付き合ってくれる?」

「それならば自分が!」

「お願いするわ、さあかかってきなさい!」


 そう言ってメイルと騎士の1人が木剣による実戦訓練をするがメイルの動きが素早く相手をしている騎士はその動きについていけず、メイルの木剣に顔を叩かれそうになるがメイルが寸止めをすると、降参の意志を示した。


「ま、まいりました……」

「ふう、少し動きに無駄があったわね、それじゃあいくら鍛えても敵の動きは捉えられないわ」

「はっ!精進いたします」

「もう一度剣の型の動きを見直しなさい、困ったら私や周りに相談するのよ」


 メイルはあっさり騎士に勝利し、その騎士にしっかりと課題を説明し、更に次の訓練に移行していった。


 それからも俺は騎士達の訓練を見学し続け、ようやく終了時刻が訪れメイルが騎士団に呼びかける。


「よし、それでは今日はここまでとするわ!」

「はっ!」

「いかがでしたかジュン様、騎士団の訓練は?」

「あ、ああ、みんなすげえ激しい訓練をしているし、俺がついていけるか不安になって来たな」


 俺が訓練の激しさについていけるか不安を吐露し、それについてメイルがフォローの言葉を投げかけてくれた。


「何をおっしゃいます、ジュン様は気功スキルを駆使したとはいえ、あのガーゴイルを撃破したのですから、我らの訓練など容易いはずです」

「そ、そうか……」

「体力に不安がおありならば、気功スキルを使うとよいですよ、体内でうまくコントロールすれば体力を温存できますし」


 訓練の乗り越え方も教えてもらい、いよいよ明日俺は騎士団の訓練に参加する事になる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ