騎士団入団
父に初陣でガーゴイルを気功スキルと適正属性を合わせて倒した事を報告し、更に俺は幼少期に俺の魔力と属性適正の鑑定を行った魔術師が気功スキルと属性を組み合わせることができる事を知っているんじゃないかと尋ねるが、父は知っていたならばその方面に修行をするように勧めるはずだと言い放つ。
結局気功スキルについては分からずしまいだがまだ父は話を続けていた。
「とはいえ、メイルでさえも討ち取りきれなかったガーゴイルを容易く倒すお前の気功スキルと属性の組み合わせた技術は決して無視はできんな」
「ではゴリオン様、ジュン様の継承順位を元に……」
「いや、確かにその技術は戦闘用としてはすばらしいが、魔法のような汎用性はなさそうであるし、このまま騎士団長になるべく修行を続けるのが望ましいな」
一瞬、まさかまた領主の継承順位が戻るかと思ったが、そう甘くはなさそうだ。父の言う通り魔法は敵を攻撃するだけでなく、仲間を治療したりするものもある。そのいわば汎用性というのが人々を守る力としてふさわしいとされているから領主にとって魔力とは必須なものなのだ。
属性を気功スキルに組み合わせる事ができるとはいえ、俺のスキルはかなり戦闘特化のもののようだし、やっぱり騎士団長としての修行を続けたほうが良さそうだな。
「そういうわけだジュン、これほどの力を身に付けた以上、もはやメイルより気功スキルを学ぶ必要はあるまい」
「はい」
「だがまだ実戦で学ぶことは数多くあろう、今後は騎士見習いとしてメイルと共に領内の魔物討伐を任せる!」
「はい!ご期待に沿えるよう頑張ります!」
初陣を期に俺も騎士デビューをするのか、まだ見習いらしいがこれから頑張るぞ!
「メイル、これからもジュンの事を頼むぞ!」
「はっ!ジュン様が一人前の騎士、並びに騎士団長にふさわしい騎士になれるよう尽力いたします!」
「早速だがメイル、これを渡しておこう」
そういえば話している間もなにか書いていて、それをメイルに渡したな。
「ジュンの騎士団への入団の為の推薦状だ。私の名において推薦する」
「はっ!謹んでお受けいたします」
「父上ありがとうございます」
「ジュン、見習いだがお前も騎士団の一員となった、しっかり励むがよい」
俺も見習いだけど騎士団に入団する事になった。これからどうするかと考えていたら早速メイルに声をかけられる。
「ジュン様、早速ですが訓練所に参りましょう、皆にジュン様の入団をお伝えしなくてはなりません」
騎士団の訓練所に行くことになった俺、さあどのように歓迎されるかな?




