勉学の再開
俺の剣と気功スキルの師であり、現在ラオール家で騎士団長を務めているメイルは俺に自分もかつて気功スキルにより気弾攻撃の習得を試みていたことを話してくれた。結果メイルは気功スキルは身に付けても遠距離による攻撃方法は身に付けられなかったが、これまでの修行から俺に気功スキルによる気弾での攻撃が習得できる可能性を感じており、その事にすごく協力的になってくれたのだ。
「ですが現在、モニカ様の進言により修行時間が削られていますので、この時間はみっちりとオーラを身体になじませる修行を行いましょう」
「ああ、そうだな、オーラの持続時間をできる限り長くしないと接近戦がままならないからな」
気弾攻撃はいくつか気功スキルに関する本を読んで分かったけど、あくまで応用技にすぎないんだよな。剣技と気功スキルの使い方に優れたメイルでもオーラを放つ攻撃は習得できなかったあたり、相当難しいのが分かる。
それに俺はあくまでも剣技を活かすために修行しているからな、そっちをおろそかにしたら父に俺だけでなくメイルまでどやされてしまうからな。
そういうわけで今日も俺はメイルの指導の下、オーラの持続時間を増やす修行に明け暮れることにした。
「ジュン様、昨日よりもオーラの持続時間が伸びています、だいぶオーラの使い方が上手くなり、オーラそのものも身体になじんできましたね」
「そうか、よし早く実戦に臨めるくらいに身に付けるぞ!」
「今日の修行はこれで終わりです、勉学にも励んでください」
「そうだな、それじゃあまた明日な」
とりあえず今日のメイルとの気功スキルの修行は終わり、今度は勉学に励まなくてはいけなくなった。
とりあえず自室に戻るとその前には姉モニカがいて姉を目にした俺は声をかける。
「姉上?どうされたのですか?」
「あら、ジュン、気功スキルの修行は終わったのね、あのね、今日から勉学も再開するからとりあえず私がどのような感じか見て欲しいとお父様に言われたのよ」
「そうだったのですか、お願いします」
早速姉モニカも俺の部屋に入り、勉学を開始する。
「まずはどこで止まっているか教えてくれる?」
「あ、はい、ええっと確か……」
久しぶりに歴史や、語学の本を読むことになり、だいたい何をどこまで読んで勉強したかを思い出しながら姉に勉学を見てもらった。
「うん、結構止まっていたわね、相当本を読む暇もなかったのね」
かなり剣技と気功スキルの修行に励んでいたからな。これから勉学も再開するし大変だな。




