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音を記す  作者: 水井時零
令和4年3月
6/35

おやすみ


性格が悪いよね 影で言われた事を思い出し

砂糖を一つ減らし しばし沈黙


ふとした時 偽善者と罵る過去の自分へ

笑ってるさ どこでだって


思ったより愚かだったらしく

ゴミ箱に捨てたパック 音は余韻も無し


夜の優しさを盃に入れて飲んでしまえば

枕が無くても眠れたのかな


春の夜に 並べた文字の中で殺してしまった

お前を ぬるき中 祈る


もう 慈悲の愛など要らぬと言いつつ

こっそりと 幽霊(おばけ)のポーズ


息すら音色のキミを 三味線などが愛してくれるものか

朝を待て猫よ


酸素借りて生きてく哀しみが夢にまで出てきそう

でもおやすみ

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