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その4
あの日 永遠に魂をアスファルトに捧げた
野良犬みたいに 夕方が晴れ
息の根を止めたってキャベツは甘いし
奥歯で噛んで …苦かった
襠は嫌いで 砂糖よりタールを噛む
天使いますか いた気しますか
賢愚《wisdamo and folle 》
かしこいもの かしこいものよ
ぼくはおろかかい もうわかんないの
ふと人生のエンドロールについて考えてみた
私の人生をポエムの様にしてしまってそれを
エンドロールで流してみたらどうだろうと。
しかし、それをどれぐらい笑えるだろうか?
悲しくて悲しくてずっと泣いてるのでは無いだろうか? そんな事を考えてる内に新たな疑問が生まれたけどそれは言葉に表現出来そうも無かった。だから今日の夕方はとても綺麗だったねとだけ言っておこう。明日が例え雨だとしても落ち込まないように。
悲しみ方を教えてくれた手鏡を撫でる様に磨いて 就寝を待った




