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音を記す  作者: 水井時零
令和4年 5月
34/35

理由ばっかり

空間に依存しかけのハリネズミごと夕焼けを密かに撫でている


蛍光の松明でこの家は文明に支配されそう

めんどいので寝よう


皮膚と爪の間に時間を奪った昼光が入り込む

ああ 少しかなしい


私が目を瞑ったら 光が見たかったあの人に

優しい音あげてくれ


春去りて ぼんやりとした熱さの寂光に

25回目の鼠らへ 合掌


猫に愛想尽かされるなんて 慣れっ子で

雑草はずっと雨を願う


愛の前に自分を信じる事が出来なくても

この街にはしゃぐ稚児


二酸化炭素だって人間が憎くて

地球に八つ当たったり


廃棄ダクトの心配はやめだ

勝手に哲学してろ 大衆焼肉店

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