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音を記す  作者: 水井時零
令和4年4月
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その2

寝る前に 羊が鳴きそむれば言ふぞ

青き空 なんぢのこと恋し


空っぽの胃にマッチを売る少女の気持ちを詰め込み 我は一欠片の毛布となる


鉄塊の一つ 国 真っ二つ割れば

屑となりて虚し 紙幣も人も


強者共が夢の跡

夢の跡を歩む者を強者共は知らぬまま


グラフ上の幸福は 核爆弾一つの価値も無いなんて ねえ 歴史 あなたはどう?


長は 人々の流した血は見ず

焼け跡で拷問を見つつ ワインを楽しむ


武器を握れぬ事を幸せとす

我にいつか 罰の下る事 じわり予感


遠き血の為にせめて 甘いお菓子でも

食いて 笑顔で エゴイストでいる

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