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音を記す  作者: 水井時零
令和4年2月
13/35

その2

卵の賞味期限 忘れてて

ドーナツの穴から眺めよ 宇宙は遠し


ドーナツの穴から未来は見えますか

明日の運勢が大凶ですが まあ


うどんが柔くなっても知らないからね

笑顔ばっかり見せても知らないもん


僕らはみんな生きている 感情も衝動も恋の鼓動までも みんなみんな


あなたがにゃあと鳴いてみた

わたしも仕方なくにゃあと鳴いてみる


この裸体も二人で飲み干す塩分も

もう気にしない 大人だもん


なんかいも ばいばい は言わんでくれ

返答を間違えれば涙がおちる


君の代わりにぬるき風を抱きつつ

夜に雨の降らぬを願う


恋なんてする余裕は無いよ

捨てられぬ パンツが 一枚 捨てられぬ

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